味がさらに進化/深化し、「澄み切った、まろやかさ」に。 うまい!しかし高い! curry ya cong!!(札幌市中央区南16西6)

カリーヤ!コング(CURRY YA!CONG)

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うまかった・・・・

◆一杯3200円のスープカレーの味・・・

来るたびに、本当に、食べに来るたびに価格が上がっている・・・(笑

今回は、

・ポーク野菜(道産和豚もち豚バラ肉煮込み&塩焼き)2,600円

ここのスープは、札幌NO1 !と言えるほどの味わいなので、スープはいつも大盛にしている。その、

・スープ大盛 600円!

〆て、一杯3,200円のスープカレーだ。

価格が高い事は覚悟してきたつもりだが、2000円台を越えて、3000円台となると流石に、「高っけーなぁ」という気にはなる。ただ、これもオーナーの戦略であり、「高いとも思ったら、来てくれなくて結構」という、なかば高飛車・・・いや、違うな、捨て身の・・・これもちょっと違うか、「渾身の価格戦略」というわけだ。

20年以上前、今の店舗ではなく、平岸の、カウンターとテーブル一席しかない小さなお店だったころから、「味に対するこだわり」も、札幌NO1といえるのではないか、と思えるほどこだわりにこだわったスープである。今回の進化/進化のたどり着いた先は、「肉」からとるダシ。である。そして、ダシを取った肉は(旨味がスープに抜けているので)使わない、捨てる!のだそうだ。

「だから、原価として物凄く高い!」

オーナーはそう、うそぶき・・・いや、えばって・・・いや、胸を張っている。(笑

さて、その渾身の一杯、頂こうではないか・・・

・ポーク野菜(道産和豚もち豚バラ肉煮込み&塩焼き)2600円+スープ大盛+600円
(辛さ30番、ここからピッキーヌin)

【ビジュアル】

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美しい。流石に、えこひいきなしに美しい盛り付けである。写真では伝わらないかもしれないが、金色に輝くスープは底が見えそうなほど澄み切っている。

見た目は、やはり私が「このお店と札幌スープカレーNo1を争う」と感じているATMANに、凄く似ていると思う。手の掛けられた澄んだ見た目(と味わい)。

【スープ】

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メニューの説明はこうだ、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
✭当店のスープは肉で作る素材(塩)味 知床産鶏肉(鶏がら少量使用)道産もち豚と、だしに使うにはもったいない食材を贅沢にたっぷり使いスープをとり、深い飴色に炒めた玉葱の旨みと野菜のエキスをあわせ、シンプルに塩とスパイスだけで味を整えました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

口当たりは・・・まろやか!・・・の一言。おそらく、人によっては「何、このスープ、味しないよ・・・」と言われるタイプのスープ。

しかし、極限まで煮詰められたタマネギと野菜のエキスは丁寧に丁寧に濾され、得も言われぬ甘やかな香りを放ち、上質の肉材から取られたスープは、徹底した煮込みと、シチリア産の塩でわずかに味を付けられ、さらに二日間の時間を経て、舌の上をなめらかに滑る熟成を見せる。

贅沢な素材を時間と手間を惜しみなくかけられて、出来上がったスープ。

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いや、参った、参りました。これはうまいです。ごめんなさい →なぜか謝る。(笑

【豚肉】

ライスオンとスープインの豚肉・・・これは、道産和豚もち豚バラ肉煮込み&塩焼き→和豚(わとん、と呼ぶのだそうだ)以前はルスツ豚を使用していたのだけれど、さらに旨味のある豚肉を仕入れられたので、これにしたそうだ・・・

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ライスオンは、薄めにカットされ、こんがりと塩焼き。
そのまま食しても、スープと合わせても、絶品の味わい、これはうまい。

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そして、スープインの肉は、また、別調理で、トロリと口の中で溶けるような味わい。いわば、絶妙な塩加減の「とろとろ角煮」と言う趣。

スープカレーに入る角煮は得てして、下味が濃く、スープがその下味に巻けてしまうケースがほとんどなのだけれど、この肉は、スープの薄口でまろやかな旨味に合うようにバランスがとられている。

う~ん、これまた、参りましたのうまさ。

【野菜たち】
野菜たちの紹介はこうだ、

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✭北海道産食材使用一部を除き、北海道産の食材で作ってます収穫できない季節の野菜は国産を使用野菜のサイズは毎回若干変わります!
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とのこと。

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ニンジン:軟すぎず硬くなく甘みが素朴
なす:これ以上無くトロリとしたジューシーな甘さ
ピーマン:ビター感の中に甘みを感じる
しめじ:上品、香りがとにかく素晴らしい
じゃがいも: 茹でただけなのに、なんてこんなに上品?
パプリカ:軽くあぶり!歯ごたえ良く、ほんのり甘い
フレッシュトマト:煮込みではない、これはサッと湯がいてあるのね
エノキ:これまた上品な香り、そしてスープを良く吸って甘い
いんげん:ハッとする香り

ゆでたまご:かたゆででもなく、半熟でもない、微妙な茹で加減

どれもこれも、良い素材を、丁寧に丁寧に調理されているのが感じられる。何より香りと甘さが心地良い。

オーナー曰く、「人に良い、書いて食」体に良いと思われる素材を、徹底して体が嬉しいと感じる味付けにします・・・とのこと。

【ライス】

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ななつぼし。最近、入手はできるのだが、仕入れ値が高騰して参る・・・とぼやいておられた(w

コメの甘みと、豚のカリッとした食感とわずかの塩、軽くついた焦げ目の豚と本当に良く合う。美味しいお米。

一杯3200円の逸品。これはもうスープカレーという枠組みを超えた、料理と言えると思う。

うまいよ、確かにとんでもなくうまい。

ただ、高い!(笑

高いと覚悟して来ても、なお、「高っけ~」というつぶやきが漏れる。

オーナーは、「今、理想の味にかなり近づいている」とのたまう。そして、「もっと良い素材で、もっと手間をかけて、もっとうまい料理にしたい」と思っているとの事。冗談ではなく、一杯10000円に近づくこともあり得る(原価的に)との事。

以前、道民に人気のあるO泉氏が来店、TVで紹介後、入店困難になるほど混んでしまい、マナーのわるい方も沢山集まってしまったらしく、(原価高騰もあり)それで一気に値上げをしたとのこと。値上げの際、この際だからと材料の質も思い切り上げて、「体に良い」素材と調理に徹したと。(有名人が来店しても、写真も色紙も断り、当然店にも掲げられていない・・・まあ、変わったオーナーだ)

この、とんでもなくクセのあるオーナーと、合わないお客さんが後を絶たないというのも、頷ける話。

高いし、オーナーはクセも強い。

でも、味は超一流。

営業は11:30~15:00。
スープか店主のやる気のどちらかが無くなったら閉店。なので、この営業時間も当てにはならない。(笑

そんな、札幌スープカレー店約150軒の中でも、間違いなく個性もNo1、味もNo1が、このお店である。



価格を上げる度に、どんどん客筋、客層が良くなってゆくのだそうだ・・・なるほど・・・

「価値を感じてもらえるお客さんだけに来てもらえたら良い」

だから、客に媚びず、店が客を選ぶ・・・そんなところか・・・

というオーナーの戦略で、だからこそ、一杯10,000円のスープカレーを本気で目指しているのだそうだ・・・

一杯10,000円なら、私はどうか?

来ない。(爆

きっと来ちゃうんだろうなぁ・・・年に一度になるかもしれんけど!

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