2024年9月4日(木)札幌はくもり
ホークスの小さなスキとファイターズの大逆転・・・・
山川が白い歯を見せてニヤニヤ笑っていた。
ほお・・・(ファイターズの逆襲)あるかも・・・と、一瞬思った。まだ、試合は中盤だと言うのに、勝ちを確信したかのような緩みを感じた。
しかし、ホークスのピッチャー大関の投球はキレていたし、ホークスのバッターたちのスイングは鋭い。
やっぱりダメか・・・
8回一死一二塁という絶好の得点機も、ランナーを進めることも出来ず、スコアボードに「0」が刻まれると、流石に、「ここから追いつくのは無理だよな」という思いではあった。
その次の回に、ファイターズから見ると「胸のすく」ホークスから見ると「悪夢のような」ドラマチックな展開が待っていようとは、誰も、想像も出来なかった。
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5点勝ってようが、6点リードしていようが、きっちり送りバントを使ってくる・・・ホークスとは、そういう「緩みの無い」「勝ちに徹する試合運び」をするチームだ。
だからこそ、近藤が「優勝したいから行く」と言ったチームだし、ダルビッシュが「ファールを打ち続けて球数なげさせる、セコイ野球」と一番嫌っていたチームでもある。(ここでのセコイは、小さなことからでも勝ちに徹するプレーをする・・・という意である)
その位、「緩み」を嫌い、徹底して「勝ちに繋がるスキのなさ」を自他ともに認めるチームでもあったわけだ。
そのホークスのベンチの中央でふんぞり返って白い歯を見せている山川に、私はちょっと違和感を感じた。
小さな「綻び」をそこに見たからだ。
山川自身、山崎のスローカーブをお手本のようなスイングでスタンドに叩き込んでいただけに、まあ、この余裕の態度もわからないではない。
でも、まだ試合は終わったわけでは無いのだ。
その山川から笑みが消え、デンと脚を組みふんぞり返った姿勢が、ピンと背筋が伸びて前のめりになった時・・・水谷の逆転打が出て、その次の一球で清宮のとどめの2ランが出た。
試合が終わった瞬間、ホークスのほぼ全ての選手が(余りの衝撃の結末に)動くことが出来ず固まったままだった・・・姿がとても印象的だった。
ほぼ全ての選手が「勝ちを信じて疑わなかった」ということだろう。
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ペナントそのものは、ホークスのものだろう。残り20数試合で9ゲーム差は、ほぼ決まりと言っていい。
しかし、今日のような試合をしているようでは・・・勝ち試合と、ちいさな「綻び」をみせているようだと、
あるぞ・・・
CSでの下剋上・・・
あるかも?
今日の悪夢で、この小さな「綻び」は「繕わ」れるかもしれない。ホークスとはそういう(極めて強い)チームだ。
しかし、やはり今日のような、相手の小さな「綻び」につけ込んで「試合をひっくり返す勢い」がついてきているのも、若いファイターズと言うチームでもあるかもしれない。
これは、あるかも・・・
これからホークスが、今日のこの小さな「綻び」をどう「繕ろって」くるのか、しっかりと見てみたいと思う。
クライマックスシリーズが楽しみだ。
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