やっぱり鮨は「握り」に限る?匠の技を堪能。すし乃ふじ田。

■2022年6月21日 

翌週の予約に来たのだけれど、せっかくなので握りを頂いて帰る事にした。翌週は先輩と一献することになっていたので、予約に訪れた。

無事に予約を済ませて、帰ろうとしたのだけれど、ちょっとだけ・・・の誘惑に勝つことが出来ず、結局、そのままカウンターに座り、握りを頂くことに・・・

■赤味とたい

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何の変哲もない?赤味と白身(たい)マグロは濃厚な味わいに、身が素晴らしい包丁さばきで舌の上を滑らかに滑る。

白身のタイも、やはり濃厚な旨味がワサビでキリッとしめられて、口の中でほどけるように崩れる絶妙の味わい・・・

うまいなぁ・・・やっぱり。

■貝二種

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ほたて。生ホタテ独特のサックリとした歯ごたえに、ふんわりと磯の香り。そしてじんわりと滲んでくる貝柱の甘み。絶品である。

さらには、北寄貝。これ、生で頂くと、どうしてもエグ味が先に来てしまい、苦手なネタだったのだけれど・・・このお店で頂いてから評価が一変。さっと「湯がいて」エグ味をいなして、包丁で舌触りが滑らかになるようにカット。極上の味わいに衣返されている。

うまいのよ、これが!

苦手なネタですら、お代わりしたくなる一品に仕上げる匠の技。さすが。

■真いか

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すっと飾り包丁を入れ、網走産の山わさびを添えて、さっと煮切りをまとった一貫。真いかの甘みを山わさびの強い辛みと香りが引きたてて、煮切りの甘辛さがそれを引きたてる・・・

どこまでもいかの甘みが引き出され、山わさびの後味が鼻に抜けて来て、最後煮切りのやわからな甘みが全体をまとめる。

いやはや、うまいのだ。

■おたる産 しゃこ

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季節だね~旬だね~の小樽産のシャコ。あれ?厚田産だっけ?忘れた。(笑

カニとえびの両方のうまいとこどり・・・のような味わいのネタに、今日はサッと煮切りが。このお店の凄い処は、同じネタをさばくのに、「煮切りを使ったり使わなかったり」してくれるところ。

味わいを最大限に引きたてるための、技・・・なのだな。

勿論、ふんわりと裁かれたシャコの身に、煮切りが最高にいい味を出す。

■鯵

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ちょっとクセのあるネタなんだけど、上品にすっきりと握ってくれる逸品。生姜の香りと煮切りの甘からさが最高に良く合う。

包丁さばきひとつで、身の味がこれほどまでにかわるのか・・・と感動。

■こはだ

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サバなんかと一緒で、この「こはだ」も私にとっては苦手なネタだった。美味しさが分からなくて苦手と言うより、嫌いなネタだったわけだ。

ダマされたと思って、つまんで「!」びっくり。

絶妙の加減で〆られた酢の味わいに、どこからともなく昆布の風味がスッと田違ってきて、ネタからにじみ出てくる旨味と良く絡む。

こはだ・・・って、こんなに美味しいモノだったのね?一発でファンになってしまったという逸品、もちろんそれから、食べるのが楽しみになったネタ。

嫌いなネタまで美味しく食べさせてくれてしまう技、脱帽。

■ずわいほぐし身

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かに・・・うまくないはずがない一貫。さりげなく塗られている煮切りが泣かせる。カニの強烈な旨味を、煮切りが爽やかなな後味でまとめてくれる。

お代わりしたくなる一品。

■豆汁

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体の芯からあったまる豆の汁。素朴な味わい・・・うまい。

■締めの巻物

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島牧産の「びん詰めウニ」の巻物。これ、極上!私も実は大好きなのだけれど、ビン詰めでありながら、生ウニと同じかそれ以上にうまいウニ。

それを有明産の極上の海苔で巻いてもらう一品。

うま!

まだ、食べられそうなので、もう少し握ってもらう事にする。正直、うますぎで席を立つのが名残惜しくなったというところなのだ。

■たらこ

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このお店の看板握り・・・たらこの握りである。上品な味わいのたらこに白ごまが何とも上品に良く合う。

くさみの全くない、甘みの強いたらこの味わいに、シャリの酢の味が絶妙に絡む。

あ~うまいのだよ。

■いくら

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季節じゃないよね、いくらは・・・でも、どうしてこんなに「臭み」が無いのだろう?濃厚なコクのある甘み、そして、スッと抜けて行くような爽やかな後味。

他の鮨店で味わいそれとは、明らかに一線を画す味わい。

参りました・・・の一品。

■箸休めのナスの浅漬け

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■チップ(ひめます)の握り

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The旬の味

解禁されたばかりの、チップ(ひめます)の握り。まさに今の季節、旬の味である。味としては「マス」の臭みを極限まで薄めた感じ。

川魚の刺し身なのだけど、臭みゼロ。濃厚な甘みを楽しめる。

生姜と煮切りが、極限まで旨味を引き立ててくれて、うまい。

これは、おすすめの一貫。うま!

■つぶ

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やや臭みが強く、固さなど、歯の弱い私には苦手のネタ・・・なんだけど、臭みも無ければ、柔らかく、旨味が強い。

身を塩もみし、身の繊維に沿った包丁の入れ方で、柔らかさを引き出しているとの事。やっぱ技なんだな・・・

ホントにウマイ。

■すじこ

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すじこの巻物。

すじこと言えば、やっぱり私は「生臭さ」が苦手で、あまり好きではないおかずだったのだけど・・・

これは全くの別物。ふんわりと甘く、ほのかな塩っけ。通常これは「鮭の卵の塩漬け」だから臭くてしょっぱい・・・というのが基本。

それが、ここまで上品な料理として、爽やかな味わいとなるとは・・・うま。

■かっぱ巻き

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こんどこそ、ホントに〆の巻物。なんの変哲もない、キュウリ巻き・・・でも、ワサビと上質な海苔で、ここまで高級な料理としてワンランクもツーランクもステップアップする。

うまい!

満足して箸をおいた。

 

 

いつもは、刺身などのおつまみのコースで、贅沢な時間を味合わせてもらうのだけれど、握りが出てくる前に、ほとどんどお腹いっぱいになってしまう。

なので、たまには・・・

と、握りだけで満腹となるコースだったけど、これも鮨屋の楽しみ方だと思う。

本気で美味しかった。

また来ます!