ミャンマーにとっても、日本にとっても収穫の多い闘い。ワールドカップ2次予選

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◆2023年11月 江別は晴れ

ワールドカップ2次予選

ミャンマー

日本代表 5ー0 ミャンマー代表

◆予想以上の真剣勝負で難しい緒戦を乗り切れた

実力差はあった。どうあっても、日本はミャンマーに負けることは無いだろうと思われたし、ミャンマーが日本に勝つ確率は、限りなくゼロに近いと思われた。(しかしゼロでは無いのだが)

しかし、勝負は予想以上に双方が死力を尽くし、最後の最後まで真剣勝負の一戦だった。

ミャンマーは、以前日本に10点取られて負けていた。今日は1点でも失点を少なくしようと、文字通り必死で守ってきた。

対して日本代表は、格下相手にベストメンバーに近い布陣で、全く手を抜くことなく、力を緩めることなく勝ちに行った。

この(格下の)相手に対して、種々のコストをかけて(特に移動が長く大きい選手は負担があったはずなのに)欧州の選手達を呼んだのは、そして選ばれた選手たちが戦いの場に足を運んだのは、確たる理由があったわけだ。

日本の選手たちは、ミャンマーと戦いながら、日本代表の自分のライバルたちと闘っていたのだ。

今の日本代表は本当に強い。そして、全てのポジションに複数の候補がいて、ある意味「誰が出てもチーム力が変わらない」という非常に良い状況にある。言い換えると、選手たちにとっては、少しでも気を抜くと、あっという間に自分のポジションがライバルに埋められてしまうというわけなのだ。

だから、遠くても、疲労がたまる移動となっても、呼ばれたら来るのだ。コンディションを気にして呼ばれても来ないと、ライバルが喜んでその場を奪ってしまう。そういう危機感があり、呼ばれた選手たちは例外なく集まり、そして、森保監督に自分をアピールするために、必死になる。

ミャンマーの選手と闘いながら、選手たちはライバルとも闘い、森保監督へのアピールを行っていた。だから、

良い試合だったと思う。

ミャンマーの選手たちは、得点を取られても取られても、呆れるほど守備的に、とにかく「一点でも失点を少なく」という戦い方。絶対に10点以下の失点に抑える。という非常に強い意志を感じさせてくれた。

対して日本も、いつもワールドカップ予選の緒戦はやはり固さもあり、番狂わせ的に負けたりすることがあり、緒戦は難しい試合だったはずだが、見事に勝ち切ってくれた。

通常は、バイタルエリアに11人の選手たちが集まるような「専守防衛」の相手には、手を焼いて得点の匂いすらしないという事も珍しくなかった。しかし、今回は個々の選手たちのインテンシティが特に強く、非常に速さと突破力があった。

理想的な戦い方で90分を終えることが出来た。

まずまずの試合運びで、難しい緒戦を乗り越えられた。

今の日本代表は本当に本当に強い。

今、このメンバーで、この熟成度でワールドカップの本選に出られたら、おそらくベスト8の壁を破る事も夢ではないと思う。あるいはそれ以上も。

まだ、予選がはじまったばかりだが、夢は膨らむのだ。