すしの かま田
◆このお店にたどり着けた経緯?
東京から親しい友人が来る。「うまい鮨を紹介しろ」との事だったので、迷わず ふじ田を紹介・・・・しようとしたところ、その日は団体の予約でどうすることも出来ず。
困っていると 大将の藤田さんが「私の先輩のお店はうまくゆけば空いてるかも」と紹介してもらえた。その後、なんとか希望日の予約を取り付けることが出来てホッ。
しかし、紹介した責任もあり一度事前に食しておこうと、今日は一人事前にロケハン。
◆ただ、黙って出されたものを味わう幸せ
「握りで」と一言お願いすると、あとは黙って出されたものをそのまま頂く。初めてのお店は、まず、このお店のしきたり?を学ぶ。
店内は雪まつり期間中という事もあり、6名の客すべてが外国人、そして私。外国の方の方が圧倒的に多い店内は、日本ではない?笑
サッと煮切りをまとって現れたのはひらめ。濃厚な旨味とやや濃いめの味付けの煮切りとのバランスが素晴らしい。シャリは程良い固さに軽めの酢。
いきなりメインエベンターの登場?の大トロ。脂の旨味が舌の上でとろける感じ。最高。
先ほどまで貝をまとっていたものを、目の前で貝から剥がして出してくれる。当然?海外の方々は動画タイムとなる。
大将の所作ひとつひとつが動画の対象になる。なんとも愉快な画ではあった。
私は(馬鹿舌でもあり)活ホタテより冷凍ホタテの方が実は好きだったりする。柔らかくこなれた旨味を好んでいたためだ。しかし、このホタテを喰らって、きょうからこれを改めることにした。
活ホタテの歯ごたえと香り、そして煮切りの爽やかな後味。 うま!
目の前のネタケース、はっきり言おう、全部喰いたい。笑
このネタも余り得意ではなかったのだけれど、やはり今日から改めることにする。新鮮な貝はやはりうまい。ぷりぷりの食感によく効くワサビが、野趣あふれる味わいをすっきりまとめ、煮切りが優しく後味をすっと受け流す感じ。
うま!
うわ~口の中一杯に広がる海老の旨味。そして後から甘みが追いかけて来て、最後に煮切りの濃いめの味が全体をまとめる感じ。
うん、うま!
棒肉そのままではなく、身をサラッとほぐして香りの高い海苔で巻く。さらにとどめに濃厚な「カニ味噌」をまとった一貫。しばし香りを楽しみ口に放る。
「 ! 」
何?この味の濃さ。最初の一口は「毛ガニ」かと思うほど濃厚な旨味を感じ、次の瞬間香りが抜けていく爽やかな後味。遅れてやってくるカニ味噌の濃厚な後味。そしてやっぱり最後に濃いめの煮切りが、後味をすっきりまとめてくれる。
一カンの中に物語を吹き込んでくれる技。
本マグロのヅケ。香りが良くフツーにうまい。
コリコリした食感に磯の香りが爆発する。
鮑の後味に気を奪われていると、軍艦がドンドンと二発来た。
まずはいくら。絶妙の漬け加減。イクラがまとっている醬油にほんのりと香るダシ。この香りがすばらしく、そして臭みが全くない。いやはや、これは参った。
箱ウニ。昆布森産ではなく、そのお隣の浜中産なのだそうだ。養殖物なのだそうだが、「エサにこだわり大事に育てるので味は最高なのよ!」とのこと。
確かに、臭みゼロ。ウニの濃厚な香りと味を楽しめつつ、後味が信じられないくらいすっきり。
これはやばい。うま!
〆の玉。ダシがほんのり効いてうま。
追加
【あなご】![]()
海外の方が頼んでいるその香りに釣られて、私も思わずお願い。
いやはや、信じられない位のふわふわ感にスダチの酸味。そしてタレの甘さと旨味。
これはうまい、うまい!
大将曰く、ウチはかんぴょう巻きが一番うまいんだよ~ とのことで、もうお腹いっぱいだったけど調子にのって追加。
たしかにうまい。
質の高いかんぴょうを丁寧に丁寧に煮込むと、このすっきりした芯まで甘いかんぴょう巻きになるのだそうだ。
これは、うまい!
◆
最後の穴子とかんぴょう巻き以外は、ただ、「黙って出されたものを食した」それで、幸せな時間を過ごすことが出来た。
北海道で一番と言われるすし善。そこで長年板長を務められた凄腕の大将の技。黙って楽しませてもらった。
次も、黙って出されたものを食おう・・・と思う。笑
おいしかった。ごちそうさま。
◆すしの かま田
札幌市中央区南4条西5丁目10-1
つむぎビル
011-207-1678
17:00~23:00(頃)
月曜定休
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