総合滑走・リズム変化
この種目は、この種目だけは他の種目と違うと私は考えている。
それは「スピード」「技術」そして「構成」まですべて滑走者にゆだねられているからだ。他の7種目はなんらかの「制限」が加えられている。不整地・コブは制限なしの様に見えて「小回り」という制限がある。他の種目は回転数なり、滑り方なりの制限が必ずある。
この種目は、一切の制限がない。なので、この種目は「フリー(自由)」とも呼ばれている。(私は「フリー(自由)」は、ちょっと違うのとは思っているけれど・・・)
スピードに乗った大回りをカマしている時、初心者がフッと自分の滑走コースに飛び込んできた。そんなとき、急なリズム変化の、その初心者を交してあげる技術。それが総合滑走・リズム変化の種目趣旨・・だと、技術員の先生の教わった。
【運動要素】
・スピード。1にスピード、2にスピード。3,4が無くて5にスピード。
・大回り(中回り)から小回り、そして小回りから大回りへのリズム変化。
【留意点】
・スピードは「自分の限界を超えない、でも最大限のスピード」
・技術は速度推進系の大回りと小回り
・構成は「リズム変化」がジャッジに見やすい構成
小回りをスタート直後(斜面の上の方)で入れてもジャッジにはアピールしにくい(見えにくい)。なので、小回りは中盤以降で入れる。逆にジャッジに近いところで小回りを入れるとスピードが死ぬことが多いので、やはり終盤も避けたい。
つまり、小回りは演技の中盤で入れる構成 がベストという事になる。そして、その小回りも、フォールラインを直撃する真下への小回りだと、大回りからの急な小回りというリズム変化で失敗しやすい。(まあ、そこ(リズム変化)を見る種目なんだけどね)なので、小回りは、
フォールライン(真下)に向けるのではなく、斜滑降気味に斜めに数度入れる のがベストではないかと私ならそう言う構成にする。
つまり、大⇒大⇒大⇒小⇒小(斜滑降気味・斜めに)⇒大⇒大 と言う風に、大回りの間に「斜めの小回り」を挟む構成。尺に合わせて、最初と最後の大回りの回数で調整。
やや検定対策(合格への近道)に寄ってしまった演技構成と言えるかもしれないが、まずは検定は合格してナンボである。1点でも足りなければ、全種目落としたものと「不合格」と言う点では同じなのだ。
受からなければ、何の意味もない。
なので、スピードを最大限に確保しつつ安全策の小回りを盛り込む・・・という事をお勧めしたい。
普段の練習から「急斜面で自分の限界に近いスピード」で滑っておく練習ももおすすめしたい。
【直前ワンフレーズ】リフト券ホルダーなどで携帯しスタート直前まで見返してください。
スピード!
小回りは斜めに2~3度!
尺に合わせて大回りで調整!
スピード!!!!!
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(今回)総合滑走
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