よしかわ釣りエサ店・繁盛中?

自家製餌・大量作成
(以下、全ての写真はクリックで拡大します)

今週は、高橋さん、平さん、安田さん、Tadashiくんが茨戸界隈で釣りをしておられます。今日私は、見学に行く予定なのです。高橋さんと平さんは先週洞爺湖でご一緒しました。この皆さんの釣りを見学に出発する前に、「何か欲しいモノ、足りないモノありませんか?」とメールを入れてみました。すると返信は、

「よしかわさん自作のエサが欲しい」

とのこと。

・・・・・

よりによって、「しちめんどくさい・・・」モノをリクエストしてくれますな。

製作は何度もこのブログでも紹介しているとおり、なかなかに手のかかるシロモノなのです。

でも、高橋さんは来週には九州に戻られてしまうし、今度いつご一緒できるかもわかりません。まあ、欲しいと言われれば、差し上げる・・・かぁ!?という事で製作にかかる事にしました。しかし、釣り場には平さんも、安田さん もTadashi君もおられます。高橋さんの分だけ?・・・・というわけにもいかないのです・・・

「まあ、一人分も四人分も手数はそんなに変らんかな~?」

という勢いとノリで四人分作る事にしました。振り返ると、この勢いとノリが死を招いたわけなのですが・・・(笑

20:25 まずは四人分の麦を粉砕・・・なのですが、既にここで物凄く手こずります。何せ一人分約2kgあり、4人分だと10kg近い量であるという事を実感していなかったのです。何せ手がかかる・・・粉砕するだけで40分以上かかってしまったのです・・・・

本当は2~3時間でササっと仕上げ、それを持参する予定だったのですが、どうも作成に時間が掛かり、出来上がったころは皆さん就寝・・・ということになりそうな・・・(T_T)

今年のバージョンは「山上湖(止水)用」 流れが無いか極端に少無い場所用に粒子を細かくして、溶けやすく拡散しやすくしています。しかし、今日の釣り場は川で流れがある中での長時間の待ちなので、底残りを考慮しなくてはならなりません。なので、粒はかなり大きめにします。

koiesa20220820-1
(大型のバケツにたっぷり一杯の麦を粉砕してゆく・・・)

21:03 ようやくすべての麦の粉砕が終わり、煎りに入れます。これがまた大変だったのです・・・一人前約2kgの麦を炒るのにほぼ1時間程度かかるのです。いやはや何とも大変な作業を安請け合いしてしまったと後悔するも後の祭り、手を付けてしまったからにはひたすらやるしかないわけです。

koiesa20220820-2

まあ、仕事として受注したと思って、手際よくやるか!(笑

koiesa20220820-3
(麦炒りあがり完成!)

01:00 ちょうど4時間かかって麦が煎りあがります。これから、ふすま(麦ヌカ)をほぼ同体積煎って合わせます。なので、バケツではなく口幅の広い大鍋にあけておきます。

koiesa20220820-5
(キッチンは麦の香ばしい香りが充満)

ふすまの炒りは、麦本体に比べるとかなり楽ではあります。1人前(体積は同じでも、重量は相当軽い・・・何キロあるか、計るの忘れた。)15分程度で煎りあがりです。

koiesa20220820-6

02:11 煎りあがったフスマと麦を鍋で合わせます。作成開始からすでに6時間が経過しています・・・・

koiesa20220820-7
(パン粉を一袋約250g投入)

02:15 新聞紙を敷き、一人前分をその上にぶちまけて、パン粉を合わせます。パン粉は一袋まるまる。約250gを合わせてあげます。むらなく混ぜるのは袋詰めの時に黙っていてもしあがるので、ここでは、ザッとアバウトに混ぜる感じでOKです。

koiesa20220820-8
(1人前3約3kgに対して麦茶4パックくらい)

02:17 麦茶を合わせます。今回、このエサは流れのある川で利用してもらう事を想定しています。高橋さんがまだ型を見れていないので、ちょっと鯉の寄りを強くしてあげたくて麦茶を添加します。大型の集魚力はこれで上がるはずです。(リスクとしてウグイの寄りも若干あがってしまうだろうですが・・・・)

麦茶はどうやったら「混ざり」が速くなるか、パターンを試します。まあ、これは気休め的実験ですが・・・(笑

koiesa20220820-9

2:20 ひとまず完成!

koiesa20220820-10

アバウトにザッと混ぜ合わせて完成。そして、これを一人前ずつレジ袋にパキングします。

koiesa20220820-11
(丁寧に移さないと・・・こぼしたら大変)

この時、お玉ですくうように袋詰めするのですが、結構この時に攪拌されるようで割とむらなく混ざってくれます。

koiesa20220820-12
(こうしてみると、詰められたゴミみたいだな・・・笑)

02:56 製品完成!!!作り始めてから6時間半!ずっと立ちっぱなしか中腰で作業していたので、とにかく腰が痛くなります。約10kgを仕上げるのに6時間半かかるわけです、1kg当たりの製作時間は1時間半という所でしょうか?

この作成したばかりのエサを4:50に早起きして、釣り場に届けました。私はそのまま家人のご機嫌取りのドライブ出発という大任務があり、釣りに参加できずだったのですが・・・(T_T)号泣

本当は12時くらいに出来上がってそれを届けて、夜の釣りを見学・・・というイメージだったわけです。

製作原価(1kgあたり)
大麦(1kg) 175円
ふすま(1kg) 150円
パン粉(250g)90円
麦茶(4パック)40円
---------------------
合計450円 

1kgで材料費だけで450円・・・ってことは、意外に釣りエサって儲からない?(笑)さらに、材料費だけでなく、人件費もかかります。作業時間は1キロ当たり1.5時間ですから時給1000円とすると、作業費/人件費だけで原価1500円。

ふむ。私のエサは定価2000円で販売して、利益ゼロということか・・・

鯉釣り餌としては、かなり優秀なエサで、「釣れる、大型を静かに寄せてくれる」良い餌だと思います。しかし、1kg2000円で売れるか・・・と言えば、私なら高くて買えないですよね。(笑)相場は1kg800円から1000円と言ったところでしょう。

たまに「お金を払うから売ってくれないか」と問い合わせを貰う事がありますが、売りません。すみません、製作が七面倒くさすぎるのです!(爆

まあ、エサ製作のプロセスを楽しんでる。ということはあります。「これでデッカイ鯉が来るぞ~」「巨鯉を寄せるには、粒の大きさは?添加物は?」などと考えながら作ってます、この時間が本当に楽しいのですよ。

自分自身のために楽しみながら少しずつ改良を重ねて行きますか。

よしかわ釣りエサ店繁盛中ですが、営業としては利益が出ず倒産寸前・・・というところでしょうか。(爆