【2022釣行記3】結果的には惨敗だったけれでも、得るものも多かった釣行 洞爺湖

◆2022年8月14日 洞爺湖は曇り
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室蘭 満潮:(0) 干潮:(0) 満潮:(0)
水色 : 澄み
流行 : 不明
風向 :
気温:2℃ 水温:2℃ (:)

サ オ :ダイワ PSサーフパワー 25-420
リール :ダイワリーガル X4550BRT
ミチイト:ナイロン4(黒)
オモリ :コイン20号・ 中通し (誘導長25cm)
仕掛け:袋式1本針 ヘアリグ
ハリス :ミクロン20ポンドテスト 12cm~10cm
ハ リ :チヌ7号

◆山上湖の洗礼?

洞爺湖に来た。

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今日で三度目の洞爺湖釣行。過去2度は幸運にも魚を手にすることが出来たのだけれど、今回はどうだろう・・・?

旧来の釣友である高橋さん、平さんがお見えになり「洞爺湖に行ってみたい」ということで同釣。

【平さんのタックル】
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ユーロスタイルで、スマートかつお洒落。エサはボイリーメインなのも今風。

【高橋さんのタックル】
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質実剛健。ミチイトは10号に両軸リールというパワフルなタックル。食わせたら絶対に上げる!というコンセプトで、大物「だけ」を狙っている為、喰わせはゴルフボール以上もある自作超デカボイリー。アタリは遠いけど、喰ってきたらすべて型物・・・という豪快さ。なので、2本の竿はコンクリートブロックに結ばれている!(w

8:05釣り場着。紆余曲折があり、このポイントを選定。底を探る。距離にして20m~30m位で、水深10m程度。(オモリの着底まで9秒前後)その手前目測20m前後で水深8m前後か。さらに手前目測15m前後で水深6m程度というところか。

なだらかにカケアガリ、その先(投げて届くか届かないか)位で、どうやら急に深くなっている様子。

岸から手前5~10m程度で、ゴロタ石が激しくなる。100発100中で根掛かりする。中通しオモリを4個も失って底探りを中止。(中通ししかオモリを持っていなかった・・・今後は底探りは別の重りを使う事にしよう)

水色はキレイに澄み。

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9:10コマセ打ち開始。手で投げて届く距離ではないので、しかけに通常のような形でコマセを装着して投入。私のコマセは2~3分で崩れ始めるの4~5分で回収。これを7発繰り返す。コマセ打ちだけで35分もかけるわけだ。(笑

投入がとにかく下手くそで、コントロールが悪く着水点が大きくばらける。狙いの水深10mポイントには、3発しか入れることが出来なかった・・・あとの4発は周囲にばらまいてしまう結果に・・・

9:45第一投。

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山上湖はとても静か。臆病極まりない在来種の鯉を狙うわけで、足音一つも響かないように注意したい。ということで竿は一本。ポイント周囲の深さ、流れ、風などを良く読んで「ここぞ」というポイントに一本の竿で仕掛けを入れる。

なんともマニアックな釣りではある。

今日は、「昨日仕上がったばかりのコマセ」に、喰わせも「ついさっき仕上がったばかりの角イモ」という組み合わせ。

エサの袋を開けた瞬間、なんとも言えない麦の良い香りが周囲を包む。これに蒸かしたサツマイモの甘い香りが加わると、なんとも魅惑的な香りとなる。

食わせの角イモは、粗熱をとったらすぐに冷蔵庫で冷やして一昼夜(今回は数時間・・・笑)で程良い粘りが出る。

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大物や野ゴイ系には絶大な威力がある・・・とされている。さて、今日はどうか?

釣り座のすぐ右手は、小川・・・・があり、せせらぎすら聞こえているのだけれど・・・

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雑草が繁茂している中に水が流れている。水路は狭いけれども流れの勢いは良く、それなりに流量がありそうだ。

13:15打ち換え。深さは7~8カウントというところだから9m程度というところか。初の場所でエサ慣れもしていないだろうから、今回は長めのインターバルを取ってあげる。4時間ほど感覚を空けたのだが、全くアタリ一つなし。

7発コマセを打って、さらに1発食わせをつけたコマセを打っているのだけれど、ハネもモジリも無し。とにかく魚っ気が無い・・・流れ込みの先、おそらく回遊のルートには間違いなくなっているだろうから、ここは辛抱して待ちか。

3人で5本の竿は微動だにしない・・・

15:20打ち換え。今度は深さ8~9カウントでちょうど10m位と言うところ。これはいいところに入ってくれた。根拠は無いんだけどこのラインは期待できそうな気がする。

15:55「吉川さ~ん、アタッってるよ~アタリだよ~」の声で我に返る。眠っていたか、何か全く別の考え事をしていたらしい。気が付くとドラグがギーギー鳴いて、イトがどんどん引き出されている。

どんどんでてゆくイトを一度指で押さえて軽く合わせると、

「 ! 」

いきなりものすごい引き込みが来て、グイグイっと下に刺さった・・・・かと思ったらフッと手ごたえが無くなった・・・

これは・・・

回収すると、中通しカメオモリを通している先イトが真ん中からプッツリ。このオモリセットは昨日結んだばかり。しかも結び目から切れているのではなく、ど真ん中から切れている。鋭い角をもつ岩か何かにタテに強くこすられたに違いない。そうでなければここ(ど真ん中)から切れないはず。

喰ってからわずかな時間しか経っていない。その短い時間で、的確な障害物にイトを合わせて一発で切ってしまうのだ。この鯉は、タダモノではなさそうだ。

バラシてはしまったけれど、いいところに入った仕掛けがキッチリ結果(アタリ)を出してくれた事でスイッチが入る。私だけでなく高橋さんも平さんも餌を打ち換えている。(笑

16:05打ち換え。今度もカウント9くらい、水深10m程度の良い場所に収まってくれた。今度も良い予感がする。

高橋さんと平さんが洞爺湖日帰り温泉に行かれた。私はお留守番。一人で5本の竿を預かる事になった。

16:37待望のモジリ!私がコマセを打ったあたり。そう、ちょうど水深10mラインのあたりではないかと思う。ようやく、一日かけてようやく魚っ気が出てくれた。間違いなくコマセに反応してくれているのがわかる。

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お二方が温泉に行って釣り座には私一人。静寂が訪れる。静か・・・本当に静かな時間が流れる。胸騒ぎと言うか、予感がする。鯉釣りをする人ならわかってもらえるのではないかと思う、「これは来る」というのを感じる瞬間。

どれだ?どの竿かわからないけど、これは来るぞ・・・

風の音も小川のせせらぎも聞こえなくなった、集中力が高まる。ふと私の竿の白の穂先が柔らかく揺れる、二度柔らかく揺れてそのまま穂先は水の中へ。そしてドラグが逆回転する。

物凄い勢いでイトが引き出されて行く、どんどん出てスプールのイトのストックを無くしてゆく。ヤバいね。クラッチを自分で切ってイトを止め、巻きに入る。底を這うように真っすぐもぐってゆく感じがしたかと思うと、強烈な引き込みと共に急に左に反転された!

あ!

何かに擦れるイヤな感じ・・・撒かれた。

思わず強引に巻いてしまったのだが、これがいけない・・・ガッチリと根掛かり・・・まただ・・・

スプールをフリーにして抵抗を無くしてやる。このまま30分~1時間も放っておけば自分でカカリから出て来てくれることもある。しかし、竿は一本。今は間違いなく時合いが来ている。魚っ気も十分。水深10mラインに入れれば、また喰ってきてくれるはず。

予備の竿があればそれを出すのだけれど、その竿は車の中。今、高橋さんらと温泉に行っている。(笑

時間が勿体なく、泣く泣くミチイトを切る事に・・・

ここのコイは強敵だ。賢い。今まで戦ってきたどこのコイよりツワモノという気がする。

・クラッチ/ドラグをキツメにアップする
・オモリを30号にウエイトアップ
喰ってきた相手に少しでも相手に自由な動きをさせないよう、そして、
・浮いたらゴリ巻きで一気に寄せる

という作戦しかないような気がする。そして、

アタった瞬間、ベイルを起こしてイトを出す。

そうすると抵抗がなくなるので、底に向かうのではなく上に浮いてくれるのではないかと・・・次来たら、絶対やってみる!

いつしか日は暮れ、今宵はスーパームーン。

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その後は、全くアタリを貰えず、クルマの中で仮眠。

4:50何やら騒がしく目が覚めると、そこには・・・・

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黄金色に輝く、70cmの良型が!

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こんな美しい朝焼けの中、現れた黄金鯉。(高橋さん撮影)

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平さんおめでとう!

5:05当然私たち、高橋さんや私も、また、スイッチが入り打ち返す。

しかし、その後は誰も全くアタリを貰えず。これから・・・というときに、ちょっとしたアクシデントが発生し、お昼には納竿となってしまった。

久しぶり・・・10年ぶりくらいの夜釣りは楽しかったことは楽しかったが、種々のトラブルに悩まされた。穂先やミチイトが頭上の小枝に絡むこと数回。その度、仕掛けを無くしてしまう。ガイドに糸が通せなくなってしまった・・・(視力が落ちて、全く見えないのだ・・・(T_T) )

夜釣りに関しては、色々準備をし直して作戦を練り直す必要はある。

それ以上に、アタリを貰えた魚に二尾とも「タテに潜られ」障害物に「巻かれ」てしまったことは、非常に勉強になった。

・仕掛け(パイプオモリなど掛かりにくいモノ)への工夫
・タテにもぐる魚への対処(浮かせてゴリ巻き)
・巻かれてしまった場合の対処

それぞれ、もう一度考えてシミュレートして、次の釣りを立て直さなくてはいけない。

本格的に鯉釣りを初めて、もう30年を超えるか・・・そんな今にしてなお、「自分の技量では全く太刀打ちできない鯉」に翻弄されたショック・・・でも、それに再度チャレンジしたくなる。

新しい気持ちでまた、洞爺湖に帰ってきたいと思いながら、湖に一礼して帰路についた。

悔しい・・・難しい・・・でも、めちゃくちゃ楽しかった。

また待ってろよ、洞爺湖の鯉たち!