2024年2月25日(月)朝里は曇り
◆それは突然訪れた
???なんだ?これ????
限界まで小さくなって(低いポジションを取って)角付けを強め、それに「乗る」・・・スキーが斜面の喰い込むように吸いついた、と思った瞬間、鬼のように加速を始めた!
怖えぇぇぇ!
今まで経験したことのないスピード感に、恐怖に襲われる・・・
そして、次のターン方向に太腿を立てた瞬間、また、吸いつくようにエッジが雪面を噛む。ヒザを倒し込むようにしてそれに「乗る」また、スキーが走り出す。
怖ぇぇ・・・
しかし、スキーが先に走り体が遅れる感覚が無い。暴走しているのではなく、スキーは私の体の下にキチンと収まってくれている感覚がある。
怖いけど、歯を食いしばってそれに耐え、スキーを体から離さないように、加速する外スキーに体を近づける。スキーはまた雪面を噛み、また加速。
最後の緩斜面で、大きくブレーキングしてゴール(滑走終了)。
100mを全力疾走した時のように、体が酸素を欲しがった・・・
体が遅れて後傾し、スキーが勝手に走る暴走ではなかった、それだけは感じた。走り出すスキーを、ある程度コントロールは出来ていたような気もする。今の滑りが良かったのか悪かったのか、良くわからない。
見てくれていた、仲間と、高橋先生が両手で大きな〇を作ってくれていた。
良かったのか・・・・?今の(滑り)で良かった?
頭の中は「?????」という感じ。
◆今日は名コーチにレッスンを受ける。
マスターズ、クラス3位という名手・千歳スキー連盟の高橋正幸先生に見てもらえる・・・という事で、今日は平日ながら休暇をとって朝里へ。
今日のレッスンのメモ・・・
全てが逆????
1.余計な操作をしない
スキーを曲げようとする、押そうとするようなアクションはしない。ただ、 しっかり角付けをしたらそれに上から圧をかける(角付けをしたスキーに乗る)だけ
⇒今までは、一生懸命スキーを押したり、自ら内傾角を作りに行ったり、ヒザをねじったりしていた。
2.骨盤の向きをスキーの進行方向に合わせる
補助動作として、外側の腕を外スキーの動きに合わせてごく軽く振る。これで上体がスキーの進行方向に向く。それに素直に乗る。
⇒今までは外向を意識して、常にスキーの進行方向と骨盤の向きを大きくクロスしていた。
⇒骨盤がスキー進行方向を向くのはローテーションと誤解していた
3.前後差を作らない
内足前、外足後ろという「前後差」が私のクセであり、ズレの原因。(↑)の外向の意識とこの前後差で、どうしてもズレが起きてしまう。
⇒外足を前に出すくらいの感覚で、前後差を作らない
4.次のターン方向に骨盤を投げ出すように太腿を立てる。
上に抜けるのではなく、足首をしっかり残したまま(足首を曲げたまま)太腿だけを立てる。 次のターン方向を狙って、太腿を立てる(軽くニュートラルポジションを取る)と、スキーの面が切り替わり、次のエッジが掛かる。
⇒これ、目からウロコ。ターンが終わり次のターンへエッジをどう切り替えるのか分からなかった。
⇒これ(次のターン方向に立ち上がる)でエッジが切り替わる
5.スタンスを広めにとる
私はどうしてもスタンスが狭くなりがちで、特に左外足時、腰がスッと内に入り、内足が寄ってきてスタンスが狭くなる・・・というクセがある。
⇒スタンスが狭いと角付けが非常にしにくい
⇒ルスツでの失敗の連続はこれ(スタンスの狭さ)も原因の一つだったのではないかと思う。
(スタンスが狭すぎて角付けがつけにくかった?)
6.可能な限り小さくなる(可能な限り低いポジションを取る)
ポジションが高い(重心が高い)と、スキーに対する圧が弱くなり、エッジが噛まなくなりズレが発生したり、ちょっとした斜面の凹凸に飛ばされる。
⇒スピードの次元が高くなってくると、高いポジションは不安定このうえない
⇒可能な限り低い姿勢を取ることで、しっかりスキーに圧を加えることが可能になる
いやはや、ほとんどすべて、私の今までの滑りに対する考え方や操作の逆 だ!!!
◆
今までとは真逆の滑りを導かれているので、「いずい(北海道弁で「しっくり来ない」)」ことおびただしい・・・
これでいいんだろうか?頭の中は「????」と?マークで一杯。(笑)でも、滑りの映像を見せてもらうと・・・
「 ! 」
カービングターンになって来ている!
それも、いままで自分でもハッキリ自覚できてもいた「ズレ」が、ほとんど出ていない・・・一昨日までは、カービングのかけらも出せなかったのに・・・
これか・・・・
レッスンを終えて、それでも、「????」と?マークを山ほど抱えたまま、練習していたイエローコースから、斜度を求めて、レッドコースに立ってみた。
怖いけど、スケーティングを入れて、直滑降からスピードに乗ってチャレンジしてみたのが(↑)突然の強烈な加速感・・・だったわけだ。
レッスン中から、「何かスキーが走り出す」感覚はあった。
それはそうだろう、今までズレていた外スキーを「角付けをしっかり」して「ズレを止める」わけだから、ズレを止められたスキーは真っすぐ走り出す道理だ。そして、スキー板のサイドカーブによって、スキーは「勝手に(自動的に)」ターンを描いてくれるわけだ。
ルスツでは手も足も出ず、何も出来なかった私を、まがいなりにもカービング(まだ、とても慣性系には程遠いとはいえ)の雰囲気が出てくるところまで導いてもらえた。
角付けもしっかり出来るようになってきた・・・
おそるべし、高橋レッスン。
◆
一本ごとに、ポイントを絞って、シンプルに、
「スタンスを広げて、しっかり角付けしてそれに「乗る」それだけ意識してしてください」
と、テーマを最小限にアドバイスされるので、それだけに集中することが出来る。
さらに、ナショナルデモばりに「ノせてくれる」のがとってもうまい。
「OK、今の動きはとっても良かったです」と、まずホメてもらって、そのうえで、「次は・・・してください」と、次の課題を(シンプルに)与えて頂けるので、こちらも「ノって」行ける。
技術伝授もさることながら、指導技術の面でも、とっても参考になった。
私もそこ(まず、ホメてノせて、そのうえで欠点を指摘修正すること)はやっているつもりなので、裏打ちにもなった。
◆
一緒にレッスンを受けた江別連盟の仲間からも、「よっしー、最後のレッド、凄く良かったよ」と、コメントをもらう。それでも、まだ半信半疑。(笑
なにせ、今までの滑りと真逆なわけだから・・・今のところは違和感しかないのだけれど、結果(映像)が物語る進歩。
この違和感を大事にしながら、また練習しようと思う。
高橋先生、ありがとうございました!
また、是非レッスン付けてください!!!!
今日チャレンジしたレッドコース。
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