【2023-24】滑走日記-35日 今日は指導者として上級班を担当。受講生の熱意についつい残業? 岩見沢グリーンランドスキー場

2024年2月24日(日)岩見沢は晴れ

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◆今日は上級者の指導

岩見沢グリーランドスキー場は⁻14℃。寒くて、最初はブーツを履くのも一苦労。

そんななか、今日の担当は一般講習上級。

集った皆さんに聴くと、1級、2級の検定受講希望の方が多く、それを踏まえてのレッスン。

受講者の方の滑りを拝見。大回りと小回りを見せてもらう。

午前中は基本的にポジション確認中心、午後から実践的な種目練習と、大まかにレッスン展開することにした。

【ポジションを整えるためのバリエーショントレーニング】

受講者の皆さんの滑りは、どうしても「内倒」が目につく。無理もない。カービングスキーは、そのその構造上、ちょっと体軸を内に傾けるとキレイにターンがはじまってくれてしまうからだ。

でも、これは、一つ間違うと「暴走」してしまう危険性をはらむ。

加速が止まらなくなり、最後は破綻してしまう。斜度や斜面によっては、大きな事故にも繋がりかねない。聴けば、「急斜面でスピードコントロールが出来なくなる」事は、ほとんどの受講者さんが経験しているとのこと。なので、まず、ここに手を入れる。

・ストックのリングを雪面につけて引きずるようにターン

ポジションを低めにとる事、外側への傾きを得る事。これを導くためのトレーニングであると、しっかり説明したうえで、実践してもらう。
⇒滑り出すと、リングが雪面に付かず浮いてしまう方が続出
⇒緩斜面で何度もしつこく練習してもらう

・ターン外側に両ストックを突いてターン

内倒している方はテキメン。ターン内側に傾いたままだと両ストックがつけずに、やはり宙に浮く方が続出。
⇒緩斜面から中斜面でシツコク練習

・腹斜筋を縮めてターン

内倒から外傾に導く。上体を外足側に傾けなおしてもらうため、腹斜筋を縮めて外足側の傾けてもらう。滑り出す前に左右何度も練習してから、滑走スタート。
⇒最初はぎこちなかったけれども、少しずつ外足のとらえが良くなってくる
⇒スピードコントロールを実感してもらえるようにもなってきた。

・ブーツのタングを押し付ける

どうしても足首が使えず、棒立ち気味になる方が多かったので、潰すくらい思い切ってブーツのタングを押してもらう。
⇒足首の可動だけでなく、つられてヒザも前に入ってきてくれようになってきた

・内足のテールを上げてターン

内に傾いていると、内足が上げられない。しかし、ここまでシツコク外足に対する働きかけをトレーニングしてもらうと、ほとんど全員がクリア。

・シュテムターン

リフトせずに開き出し、開き出した外足に乗ってターン。内足もリフトせず、外足に乗り自然に閉じる感じをリクエスト。
⇒外足への荷重感が出てきたので、非常にスムーズに内足のひきつけが見えてきた。

それぞれ、「どうしてこの練習を行うか」意図と必要性を理解してもらい実践。

まず、それぞれの受講者の方の滑りの良い点を大げさにホメ、その次に直したい点をレクチャする。

外足への働きかけや、動きにメリハリが見えてきたので、午後実践種目を行えると判断できた。

午後からは、基礎パラ小回り、大回り、総合滑走・不整地の順でレッスン。

午前中の可動域を広げるポジショントレーニングが功を奏したか、見違えるように皆さん滑りが良くなった。

上達を実感出来てくれたせいか、終了時間になっても、「先生、もう一本いいですか?」とせがまれて、おまけの一本。結局終了時間を10分近く延長してのレッスン。

レッスンを終えて、さて、自分の練習、と、リフトに乗ると、おやおや、今日の受講生の皆さん、ほぼ全員が思い思いにゲレンデに居残り練習中。

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「あ、先生!ちょっとだけ、ちょっとだけコブ見てもらえませんか?」

見つかってしまった・・・捕まってしまった。(笑

バリトレに思ったより時間かかり、不整地は十分に練習できなかった事、そして、来週に検定があるとのことで、受講者も熱心この上ない。こちらもつい、釣られてしまった・・・

楽しかったけど、疲れた・・・

そして、自分の練習は・・・何一つ出来ず。

まあ、こんな日もある。

明日は、スペシャルレッスンで、自分が受講者に回る。休暇をとっての受講。

明日も頑張ろう!

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