2023年2月19日(日) 岩見沢は曇りのち晴れ
今日は江別スキー連盟の級別検定、一般講習。私は2級の主任検定員というお役目。
◆SAJ級別検定 2級
2級は、
・小回り
・大回り
・シュテムターン
という3種目となる。この3種目に対し以下のような着眼点でジャッジをする、
- ・ターン運動の構成(ポジショニングとエッジング)
- ・斜面状況への適応度(スピードと回転弧の調整)
- ・運動の質的内容(バランス・リズム・タイミング)
ポイントは、大回り、シュテムターンはまず外足荷重、そして小回りはこの外足荷重にひねりの動作を加えて回転弧を小さくするというものになる。
これに、
・斜面・状況・雪質などの条件に対応して滑る能力
を加味してジャッジする。
私を含めて3名の検定員と簡単なブリーフィングを行い、受験者に対し、一日のスケジュールを案内し、種目の着眼点などを説明。そして、師範(模範滑走)を行い。ゴール付近で採点を行う。
最近のカービングスキーは ちょっと身体を内側に傾ける (内倒)だけでキレイなターン弧を描ける性能がある。ただ、それは緩斜面から緩めの中斜面位のキレイに整地された斜面のみ での話。それ以上の斜度や、荒れた雪面(特にアイスバーンでは極端)では、すぐに 暴走しターンをコントロール出来なくなり、小回りでは2~3ターン以上の連続ターンが出来なくなる。
これはとてもとても危険なことで、上達の妨げにもなってしまう。
◆シュテムターンが厄介?
大回り、小回りはパラレル(平行)スタンスで、スタンスに大きな変更が無くターンを成立させる。なので、やや内倒気味でも、なんとかギリギリで外足スキーをズラす事が可能と言えば可能となる。
しかし、シュテムターンは「一度スタンスを大きく開き出す」運動が出る。このため、内倒していると、「単に足を外に出すだけ」で外足に重心を移すことが出来ず、身体を倒すことでしかターンを起こせない。という事になる。
暴走、コントロール不良という非常に危険な滑りに直結してしまうのだ。
大回り、小回りでは、何とか合格圏の滑りをしてくれていても、シュテムターンで合格に届かない・・・と言う方が多く出てしまう。(これは、今回の私の検定だけにとどまらず、全国的な課題ともなっているようだ)
シュテムターンをうまく導く=しっかり外足に乗る。重心を(開き出したスキーに)移動させることを導く、指導するにはどうしたら良いか・・・これ、我々の課題だなぁ・・・とジャッジをしていて痛感させられた。
◆悲喜こもごもの合否発表
いつもながらの合否発表。
私の2級でも、残念ながら合格に届かなかった受験者が何人もいた。くやしくて泣き出してしまう子など、悲喜こもごもの光景。
大泣きしている子供の頭をなでながら、「まだシーズンも検定のチャンスもありますから、一緒に頑張りましょう!」と親御さんと約束。
頑張らなきゃいけないのは、受験者さんだけでなく、我々もだなぁ・・・と痛感。
一緒にがんばりましょう!
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