◆2020年2月21日(金) 朝里は晴れ
さあ、いよいよ検定。
やっぱり少し緊張しているかなぁ・・・
普段の自分をそのままぶつける!
◆理論検定(筆記試験)
今年からなんとマークシート!
記述式を想定していたので、かなり面食らったが、まあ60%以上は間違いなく取れている確信はあった。
これは〇(合格)だな。
昼食をはさんで・・・
◆パラレルターン小回り(グリーンコース)
今日の最初の種目は「不整地小回り」、コブである。
ここ朝里グリーンコースは、斜度もあるし深く掘れて大きなコブが不規則に並び完走が非常に難しい・・・という厳しいバーン。
滑走中に「絶対飛び出さない、絶対飛び出さない」と自分に言い聞かせながら滑る事が大事。この種目は根性が必要。
140人の受験者全員でデラかけ(スキーを横にしてコースを滑らかにする)し、コースは殆ど真っ平。しかし、雪が柔らかいからすぐに掘れて、コブコブになるはず。
そう思いながらリフトに乗る。最初の種目だけに、やはり緊張感は半端無い。私は師匠から他の受験者の滑りを見るな(自分の滑りが影響されて崩れることにつながりかねない)と言われているので、全くほかの肩の滑りを見ない。
スタートに立ってビックリ、コブが無い!!???
これは全く想定外。140人のデラかけで一度は真っ平になる事は想定していた。しかし、その後多数の滑りにより、あっという間にコブレーンが出来上がってしまう・・・というのが先日の中央養成会だった。
ところが今日はバーンが固いせいか、何人が滑ってもコブが掘れて来ない・・・・ヤバい。こんな(平らだけど、不規則な凹凸がある)斜面は全く練習していない。
小回りは整備された斜面、不整地小回りはコブ・・・で練習してきたので、こんな不整地だけど整備されてる斜面・・・は、どうしていいかわかんない。
動揺している最中にスタートフラッグが振られる。
スタートするしかない・・・
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小回りでエッジを効かせながら柔らかな、やや大きめのターン弧で滑り出す。凹凸がどうにも滑りにくい、うまくリズムが取れない。焦ってくる。「リズムがうまく取れないなら、もっと細かいリズムにしてしまえ!」
斜面角度がちょっと変化するポイントで、ターンサイズを変えて素早い動きの連続に切り替えてみる。ターンが雪に噛む感触・・・「あ、これはこの斜面に合ってそうかな?」ジャッジをガン見しながらゴール。
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う~ん、どうだろ?
コブの無い不整地・・・自分でも評価出来んなぁ・・・と思っていたら、江別連盟の応援の皆さんから「吉川さん、〇だよ」「いい滑りでした、良かったですよ」とOK印。
斜面の変化、微妙な斜度の変化が頭に入っていたのでそこでうまく滑りを対応させられたとは思う。
良かった。緊張感から解放されて、次の種目へ向かう。
◆横滑りの展開(イエローコース)
2つ目の種目は「横滑りの展開」
とにかく「腰を回さず、ジャッジに正対しながら真下に降りる」のがポイント。前後差をつけて外傾・外向、荷重感を表現するのがポイント。
デラかけ(コース整備)でビックリ、この斜面はゴールに向かってから右に向かって大きく片斜面となっている。それが今日は綺麗に均さらされてしまい、より片斜がキツク感じる。
とくに私が真下方向への横滑りを入れようと思っているあたりは、片斜がキツイようだ・・・これは危ないかな。
いつもの練習とは逆方向からスタートすることを決心。
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練習とは逆方向からスタート。こういう場合も想定して逆方向からのスタートも何回か練習はしていた。
斜滑降から骨盤をFLに正対するように大きくひねり横滑りへ。片斜面ピボットの直前で一度大きく沈み込みクルッと回転(沈み込むことでジャッジへの見栄えが相当変わるらしい)。この表現もOK。
方向を変えてしっかり外向傾を表現し骨盤をジャッジに向ける。うん、ここまではOKだ。
三人のジャッジの真ん中の人を狙い、まっすぐ真下に降りる、ストックワークを注意、左手が縮こまるクセがあるのでこれを意識しながら柔らかく、柔らかく、かつ、しっかりとした上下動と外足荷重感を表現。自分感では非常にうまくいったと心でゴール。
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うん、今の自分としてはほぼ完璧な滑り。練習と同じかそれ以上には滑れたと思う。これは間違いなく〇
◆総合滑走(レッドコース)
3つ目の種目は「総合滑走」フリーである。
コースでの練習不足気味で、大回り~小回りへのリズム変化がいまひとつ「滑らか」ではない。この部分を特に気をつけたい。
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スタート!
スケーティングを1本!加速を待ちながらプレターンし最初の大回りに入る!谷回りでしっかりスキーをズラし気味にしながら思い切ってその外足に乗り、外に向かってカービング!さらに加速を求めて内足を畳む。
雪面を噛んでくれたスキーが気持ちよく加速する。うん!いい感じ!そのまま素早く荷重を移動しながら次のターンへ、しっかり外足に乗り加速感を感じながら外へ!スキーが走る。すごく良い感じでスキーが走ってくれるので、予定より1ターン早くリズム変化を入れてみる。
中回り気味で1度、2度、変化を入れる。「外足軽くしない!」自分に言い聞かせながら小回りを二度。いい感じに乗れてるのが自分でも良くわかる。ジャッジを見るとしっかりこちらを見ている。
ここで欲が出た。「これだけ良い滑りができているんなら、もちょっとアピールしたい」。
よし!
と予定に無かったリズム変化をもう一度入れてみることに。スピードを味方に中回り気味の小回りを二度。「外足軽くしない!」自分に言い聞かせながら小回り。そして、そのスピードを殺さないようにゴール!
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よりによって、本番で今季最高の滑りが出た。
「吉川さ~ん、凄い良い滑りでしたね」応援団からもGoodサイン。「いつもと構成変えましたね~」さすがいつも私と一緒に練習している仲間からは鋭い指摘。まさか「あまりにも調子がよくてジャッジにアピールした」とは言えず、「コースの尺(長さ)が余ったから小回り増やしました」とテレ隠しのコメント。
手ごたえ抜群の一本だった。うん、これは〇だ。文句なし!
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初日は理論、実技とも「これ以上ない」という結果で終えることが出来た。
江別の仲間たちは悲喜こもごも、うまくいってホッとした表情の方もいれば、やらかしてしまい、思い切り凹んでいる方も・・・
気持ちを切り替えて、明日も勝負!!!!
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