◆2012年6月30日(土) 晴れ 外気温28度 水温21度(最高気温/水温)
いつもの千歳川/石狩川合流右岸ポイント
◆天気晴朗なれど、風強し!流れ強し!
天気はよいのだけれど、暑い、そして風が物凄く強い・・・暑さに対し風があるのはありがたいのだが、それも限度がある。ここまで強いと、集中力が続かない。
帽子は飛ぶ、タオルも飛ぶ。ゴミも飛ぶ。一番頭が痛いのは竿先があおられて動く・・・と言う事だ。ポイントがずれる。
水の色は、まだ、茶濁りが薄く残っており、こちらも良くは無い。
最悪なのが、流れ。とにかく、異常に流れが速い。この流速では、仕掛けが止まるドコロの騒ぎではないだろう。水位が異常に下がっている。おそらく、満水時から50cm以上は下がっているのではないだろうか・・・
石狩川の河川改修等で、曲線が直線化され、流速が上がり流量が増えていると聞く。10年前は川の中に見えなかった、中洲があちこちに見られるようになる位、水位が下がっている。
その石狩川に流れ込むこの千歳川も、影響を受けて、年々水位が下がっているのだろうか・・・だとしたら、ちょっと嫌ではある。
とにかく今日は、落ち着いた釣りが出来る状況には、ほど遠い。我慢の釣りになりそう・・・
釣り開始の前に、ちょっとした「土木工事」を施す。
何せ、この釣り場は釣り座から水面まで2m以上の高さがある。やや大げさな表現をすれば、「がけを滑り降り」なければ、水面にたどり着けない。
大物を上げても、釣り座に戻れない可能性がある。(そもそも、私の技術であげられるのか・・・?という、問題はさておいて、笑)
なので、崖を削って階段を作る。川による堆積の砂岩なので、工作は容易。30分もすると、下り易く、上りやすくなった。
◆少しリニューアルされたエサで・・・
今日のコマセは、いつもの配合に、コーンを加えた新バージョン。食わせは今日もタクアン。
若干、甘い香りが追加されたような気もするが大きくは変わっていないような気もする。気のせいか?(笑
10:39
釣り座向かって左、1番竿は10mほど、2番竿は5m程の、本当のチョイ投げで始める。
今日は1本、型を見られれば御の字の条件か。なんとか1本だけでもあげたいものだ。
11:30
本来なら良い時間帯の11時前後だが、やはり今日は条件が悪いのかアタリの気配も無い。ハネも、もじりもなく、川面は全く魚っ気が感じられない。予想通りのアタリの遠さ・・・苦戦である。
12:20
予定通り1時間半で打ち替え。アタリが遠い事もあり、昼食のお弁当を買いにコンビニへ・・・
(写真はクリックで拡大します)
どうせ、アタリが遠いので・・・と、対岸の五条通樋門へ。見にくいが、黄色の○印が今の釣り座である。この写真を見ても、このポイントの釣り座の位置の高さがわかるだろう。
大減水で、いつもは股下まで来る水位がなんと干上がっている・・・こんなのは始めて見る光景だ・・・
なんだか胸騒ぎがする・・・・アタッているのではないだろうか・・・?釣り場観察を早々に切り上げて釣り座に急ぐ・・・
13:05
予感的中・・・
戻ってみると、おお!二本ともミチイトが引き出されている!まさかのダブルヒット・・・
「条件が悪く、アタリが遠いので場を離れたらコレだもんなぁ・・・」
タモも車から降ろしていなければ、ウェイダーすら履いていない・・・慌てて支度をして、まず1番竿へ。
こちらは、ミチイトが川岸すれすれまで戻っている。そして、左方向へ走っている。
あああ・・・その先には乱杭帯が・・・
案の定、巻かれているらしく、ガッチリ根掛り・・・
1番竿を相手にしている最中、2番竿のドラグが鳴き始めた。
1番は、とりあえずそのままにして、2番を手にして、再び川に下りる。
こちらは右の合流点に向かって川を下っている。柳の木のカカリを超えてさらに走ってくれたので、何とか取り込めそうだ。
竿を川と水平になる位倒しこんで引きずってみる。ズルっと、寄って来る感触。そのまま一気に巻き上げる。
手ごたえは・・・ん~、ちょっと軽いかな。50台?
まあ、今日は型を見られれば良しの日なので、大事に取り込む。水面を割って顔を覗かせたのは、意外に大きく60台はありそう・・・顔の割には寸詰まりの体形だが・・・
ん・・・?
あれ?
コイツ・・・?
先週釣り上げたヤツと、おんなじでは・・・?背びれの割れ方、尾びれの割れ方・・・何かそっくりだ。
写真を並べてみると良くわかる・・・(クリックで拡大します)これは、同一個体だね。
う~ん。釣り堀でもあるまいに・・・こんな事ってあるのだろうか?
大物で、1年後に同じ固体がサイズアップして釣れたとか、半年後に釣れたとかいう話は雑誌などで読んだことはあるが、しかし、2週連続で同じ固体を釣り上げてしまう・・・というのは、自然のフィールドでも結構あることなのだろうか?
いずれにしても、この鯉が「油断しまくり」の、腹ペコ君であることは間違いなかろう。そして、私のコマセとタクアンの組み合わせ(思わず食いついてしまうほど)彼にとっては魅力的だったのかもしれない。
「来週も来る予定だから、来週は大人しくしてるんだぞ・・・」
と、説教をしながらリリース。(笑
この釣果は、本年2本目と数えていいのだろうか?今年二本しか釣り上げていないのが、同じ魚とは・・・・
さて、根掛り中の1番へ。
何とか回収できないものかと、竿を持ちながら川を上ることを決意。
4~50m先の乱杭帯にまかれているらしい。
足元は、踏み外すと深み・・・計ってみたら1m以上はありそう・・・怖。
左の草をつかみながら、崖沿いに這うように、川を上る。
途中、柳や雑木を越える際は、逆上がりしたり、よじ登ったり、くぐったり・・・と、気分はジャングルクルーズである。
艱難辛苦を乗り越えて、ようやく乱杭までたどり着くと、杭に巻かれているのではなく、底の石か何かにガッチリと挟まっているらしく、万事休す。
このあたりは昔、川渡しの港があり、川底のあちこちに昔から色々なモノが沈められているらしい。
14:00
しかし、今日は暑い・・・風は物凄く強いのに、涼しくない。温度計は30度を超えている。何せこの釣り座は、思い切り南向きで、日当たり良好・・・なのだ。
余りの暑さに、木陰へ椅子ごと移動。ドラグの音は聞こえるはず。
ドラグの音が聞こえにくいくらい風が強いので、本当に久しぶりに、自作のセンサーを引っ張り出して装着。(私はセンサーは余り好きではないので、めったに使わない。)
しかし、再び、予感と言うか胸騒ぎがして釣り座に下りてみると、やはりミチイトが引き出されている。1番だ。さっきのヤツは左の乱杭へ走ったが、今度は、右にイトが引き出されている。
センサーのスイッチが入る前に、引っ張られたセンサーがくるりと1回転して作動しなかったらしい・・・
今度は右手の柳の下へ・・・ここにも、木の枝など、色々なモノが沈んでいるらしく、何かに擦れるイヤな感触が伝わってくる。こちらの柳の下はドン深なので、怖くて回収には行けない。
と、モタモタしている間に1番のドラグが鳴く!またしても、ダブルヒットである!
無理を承知で引っ張り込むと、ハリス切れで万事休す。
そのまま2番の竿を手にする・・・あら・・・コイツは軽いぞ・・・40台?いや、この軽さは30台かもしれない・・・・
しかし、竿を立てて様子をみると、手ごたえは軽いながらもどんどんイトを引き出すパワフルなヤツではある。
軽さに任せて、強引に引っ張ってみると・・・・・
えっ!?何、この魚?
50cmも超えようかと言う、巨大ウグイである・・・ウグイとしては化け物サイズである。
余りのショックに、写真を撮る気も起きなかった・・・・
北海道のエゾヤチウグイは、そのえげつない悪食が釣り人に嫌われる傾向がある。
大量に群れて現れるや、投入した瞬間に食いついてきて、釣りにならなくなってしまう。
フナ釣りでも、鯉釣りでも、釣りそのものを成り立たせなくなってしまうほどの暴れぶりなのだ。
この、ウグイを避けるために、わざわざ「タクアン」なんかをクワセにしてみたのだが・・・このクワセでも食ってきてしまうと言う事は・・・打つ手が無い・・・と言う事になってしまう。
アタマを抱えたくなってしまった。(笑
先週は全くウグイが来なかったから、今日配合した「コーンの香り」に反応してくれてしまったのだろうか?これは、新バージョンも考えなくてはいけないのだろうか・・・悩むところである。
16:00を過ぎても、風も流れも落ち着かず、集中力を維持しにくい状況は変わらない。
しかし、やや暑さは影をひそめ、過ごしやすくはなってきた。と、ポイント近くで2度連続で小さなハネ。気温の低下に伴って魚っ気が出てきたか?
気がつけば、水の濁りが取れていた。朝の薄茶色ににごっていた水が、濃い緑のササ濁りに変わっている。なるほど、さっきのハネは、この水質良化を反映しての活性向上なのかもしれない。だとすると、ちょっと期待できるだろうか?
今日は、何とかもう一本型を見たい。この条件で2本上がれば上々だ。なんとか、もう一尾!
16:30
あと1投。ラストチャンスに向けて、2本とも最後の打ち変え
16:55
いつの間にか、すっかり眠り込んでいたらしい・・・・ドラグの音で目覚めた。1番だ!
「左右のカカリにもぐらないでくれ!」それだけを願う。
願いが通じたのか(笑)向かって右の沖目に、相手は走る。うん、その方向なら、なんとか取れる。しかし、相手は本流育ちのファイターで、なかなか底を切らしてくれない。
こちらが巻こうとすると潜る。クラッチを切れず、いつでも糸が出る体制でスプールを指で止めながら竿を立て様子を見る。立てた竿はグラスのじんわりした反発で少しずつ真っ直ぐになる。そうなると、ミチイトが自然に緩むので、緩んだ分だけ巻ける。
竿を立てる、ミチイトがゆっくり緩む、緩んだ分だけ巻く、また立てる・・・引き込む力が強いので、無理をせずじっくり寄せる。
最後まで底を這い、ギブアップを拒否した相手は、意外に小ぶりなサイズ。
体形は、やや寸詰まりの養殖系だが意外に手ごわかった。
最後の最後にうれしい1尾を追加できてよかった!
釣り座を離れたとき、眠り込んで自分の気配が消えたとき、アタリが来る。極力静かにすべき釣り場なのだろう。
条件は悪くても、粘ればそれなりの結果を得る事が出来た一日。今日も楽しかった。
楽しませてくれた魚たちと川に一礼して、川を後にした。それにしても、暑かった・・・・
◆
雪代による大増水と水温低下のため、千歳川は、「春のうららかな」日々には、まだ川は冬。
水温が適温になる頃は、季節は夏に変わってしまっている。
毎年、こうして鯉がコンスタントに釣れ始める(って、2尾なのだが・・・)時には気温は30度を超えてしまう。
5月~6月は、別の釣り場をストックしておかなくてはいけないのだろうか・・・・
◆次回釣行へのメモ
・11:00~12:00の釣り座離脱は厳禁。16:00台も。
・コーンにウグイが来てしまった。次回は・・・・もう一度試して、それでも来てしまう様なら配合中止。
・タクアンの食いは悪くない、流れがおちつけば角イモを試す。
・麦1kgで竿二本なら一日持つ。
・水温は21℃まで上がった。
・あとで、潮汐を確認し、潮周りを見ておくこと。
・オモリは25号では不十分。コインの30号か35号、ヒシの30号を調達したい。
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