多摩川で33本の鯉が釣れた日・・川崎市・高橋さんの釣行記(追記修正版)

◆2011年10月15日
(すべての写真はクリックで拡大します)

高橋さんから楽しいメッセージを頂いたので、エントリーを追記修正してみた。(以下、高橋氏の釣行の様子である)

多摩川_2

■1日半で33本!の爆釣!?

先週10月23日と24日の1日半(実釣16時間)で合計33本という釣果だった。
40台・・・・4本
50台・・・17本
60台・・・11本
70台・・・・1本

という具合である。50台・60台が中心の釣果だったが、70台も混じり充実の釣りだった。

今日は漠然とした釣りではなく、ちょっと自分なりに事前に作戦を組み立て、それを釣りながら修正してみた結果だ。

■それは一通のメールからだった・・・

23日の朝、巨鯉への道の掲示板で知り合ったK君から多摩川の下流域のとある水門で釣りしているというメールが来た。

本流とその水門の間には台風による増水と流れを避けてたくさんの鯉が集まっていたらしい。しかし、残念ながらボーズで終わったようだ。

その読みは良かったのだと思う、ただ濁流で落ち着けない鯉に食わせるのが難しかったのだろう。

私は台風後でどうせ釣りにならないだろうと自宅で寝てしまっていた。

しかし、釣り師の血が騒ぎ、結局彼のメールに刺激され川の様子を見に来てしまった。
すると水量はあるものの前回の台風に比べ流れがマシという印象・・・ それならやってみるかと簡易釣セットを持って午後1時半から開始。しかし、水量が多い・・・

いつもの釣り座はこんな感じなのだが、

111002_1137~01


今日は増水して、数メートル後退

いつもの釣座は沖の草の先

今までも何回か十数匹釣れたことはあるが、小物ばかりだと半日位で飽きてしまい中断してしまう。
従って、この場所でまともに1日したことがなかった。
いつも思っている事は・・・

70台100本よりも80台を1本

その"80台を100本よりも1本の90以上

そしてさらに大物ミサイル!

である。

共感してもらえる鯉師も多いと思うが、やはり、中型・小型の数よりも、一発大型!である。

(ただ、やっぱり体型にもちょっとこだわりはある。デブ鯉メーターよりも、野生系ミサイル型90cmの方が釣り味が良く、スゴい引きが楽しめる。勿論取り込むのも大変なので、強烈な思い出となる)
ただ、今回は数釣をし、各種のデータ取りと割り切って飽きても続けると決意!

メールをくれたK君も釣に参加し、夕方には、知人のインドレストランのご主人夫妻の訪問等もあり飽きることはなかった。

K君は24日から合流。私があらかじめ作っておいた4つのポイントのうちの一つに入る。

この地元、中野島はレギュラーが50台前半とやや小ぶりである。連続で喰って来てもヤリトリ、取り込み、手返し、等の繰り返しは体力的にもどうってことはない。
過去この多摩川下流域で、そして、荒川で潮回りが良い時、80,90台が15分から20分ぐらいで10本以上連続で上がったことがある。ヤリトリ、取り込み、計測と写真、リリース、打ち返すと、別の竿がもう当たっている・・・そんなテンテコ舞いの釣りを2,3度経験している。

今日もそんな釣りになるといいのだが・・・

■ポイントの推理と作戦!と釣果報告・・・

この日多摩川の自宅から最寄ポイントで釣るために予想/想定した条件は

1.台風後で一時2mも増水し川が落ち着かずどのポイントも食いは悪い、 しかし当然鯉達は腹を減らしているハズ
2.ここの堰は普段から釣り人が多く鯉は思い切りスレている
3.流れ出しの水門寄りに50台が元々100匹近くいる
4.強い流れを避けて本流からも避難鯉がいるハズ
5.地元とよそ者がそれぞれのスクールを作って合計200から300匹になっているかも!

前回の台風12号の後には堰の上でやっているので今回は堰の下はどうか?

この条件に対応して立てた作戦は・・・

1.鯉がよく通るルートから自分のポイントに誘導するべく ポイントごとにコマセダンゴを2つ3つ投げる

2. 小物ばかりとはいえ場荒れさせると戻るのに30分以上はかかるので ポイントを少し離して3,4箇所作る
場荒れと速い流れによる道糸のカラミ防止でひとつのポイントに竿を1本だけ
3.いつものように多めのエサで寄せて 誰かが食えば集団心理でみんなが食いまくるような興奮状態にさせる
4.時期的には動物性のエサが好まれるだろう 市販の吸い込みエサにいつもは数種類のクワセを使うが今回は2種のみ
5. 竿は3本で始めて釣れ出したら手に負えないので減らす 場荒れしたら数mから20m離して用意してある次のポイントに移動する

以上の作戦を立てて実行!
開始1時間後1本目がヒット。

110923の1本目は片目_1

なんと、片目の鯉だった。文字通り片目が開いたとはこの事だろう・・(笑

真っ白な錦鯉

真っ白な錦ゴイもアタってきた!

その後、テンポよく釣れ出す。投げるとアタル。投げるとアタル・・・この繰り返しがしばらく続いた。

ダンゴの作り置きはいつもより多めの8個。まあ、これだけあればしばらく持つだろう・・・と、思ったのだが、しかし、予想以上に多いアタリにぐに無くなってしまい、エサ作りで頻繁に釣りを中断するハメに陥ってしまった。こういう事態は想定できたのに・・・・

アタリの連続。キチンとコマセの作り置きをしていれば、ひょっとして1日30本もイケたかもしれない・・・
オールボイリーならどうだったろう・・・・?

う~む、次の釣りのイメージが湧いてきて止まらない!

24日のBiggest73cm

そして、次の日の夕暮れには73cmの良型をゲットして、2日間の大釣りをしめくくった・

■鯉釣りは推理である

季節や地域、ポイントによって流れの有無、強弱、水深、水温、外道の多い少ない、そして、何よりも鯉の多い少ない、サイズ 釣り人の多い少ない 他の人が使っているエサ・・・ などなど・・・
いろんな条件があるのでコレを深く考えて作戦を立てる。それが狙った通りにハマると最高に楽しい!
この数年はこんなに作戦を考えたりなんてせずに慣れに任せて"ののほん"とやっているときが多かった。

ましてや今回のように、自分で描いたシナリオの通りに、作戦成功なんて、年に一回もない。

今回は、自分の立てた作戦がそれこそ画に描いた様にハマったわけだ。快感!である。

で、今度はナニをやってみようか?早くも次の釣行が楽しみで仕方ない。

・・・・・・・・・・・・・・・・以上、引用終わり

高橋さん、すばらしいレポートありがとうございました。

2011年10月18日追記)