よしかわ釣り餌店・繁盛中? 依頼を受けて「釣りエサ」を作る

自作配合餌を作る!(2011年9月11日)

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最近、制作を依頼される機会がぼつぼつ出てきはじめた・・・

以前一緒に釣りに行った会社の同僚から「餌作ってもらえますか?」と依頼されたので、快諾。

鯉釣りの仲間からも依頼される事も出てきて、私の餌も少しずつメジャーになっているのだろうか?(笑

はっきり言って、相当面倒な仕事であるどう少なく見積もっても2時間近くは製作にかかってしまうからだ。

しかし、それでも、「自分に(非常に貴重な)情報がフィードバックされる」事もあり、依頼されれば二つ返事で引き受けることにしている。

写真の押し麦が一番安い。一部のドラッグストアで手に入る。
1kgあたり300円。もう少し安いともっと良いのだけれども・・・・
押し麦1kg 300円
パン粉2カップ (約)20円
ぬか 丼2杯 10円くらい?
生米1カップ (?円・・・10円くらいか?)
麦茶1パック 20円

1kgも餌を作って400円もしない・・・市販の餌の半分くらいだろうか?今日はこれを出来上がり3キロほど制作する。

まずは、この押し麦を煎る。これが一番大変な作業。

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最初は強火で、炙るように熱を加える。とにかく焦がさないように丁寧に作業。チャーハンを作る要領で、フライパンを振ってあげる。
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6~7分で色がつき始める。右はフライパンが小さいく量もなめなので熱の通りが早い。
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15分経過で色がつき始め、煙が出始める。そうなったら、火を弱火にする。この火加減がまた難しい。押し麦のコンディション・・・含有水分によって焦げ付きやすさに差がでるのだ・・・。焦げだしたら、とろ火~ごく弱火にする。

しかし、作業中は何とも言えない良い香りがする・・・
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30分ほど経過すると、少ない方のフライパンはほぼ出来上がり。多い方のフライパンはあと10分ほど煎り続ける・・・手がダルくなって来る・・・ロースターが本気で欲しい・・・(笑

煎り上がると、新聞紙の上に広げ粗熱を取っておく。
次にヌカを煎る。

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こちらは火の通りが良いので、中火で、3~5分さっと煎る。色が変わりはじめたらもうOK!

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新聞紙の上で粗熱を取る。この時、水分を含んで「ダマ」になっているのを、手で一つずつつまんで、すりつぶす。この作業がまた細かくて大変なのだ・・・。出来るだけ「ダマ」を残さないように、丁寧に丁寧にすりつぶして行く。

煎り麦がざっと冷めたら、フードプロセッサーでパウダー状にする。我が家のプロセッサーは小型なので、これまた大変、ほんの一握りずつしか粉末化できない・・・

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煎り麦パウダーと煎り糠の出来上がり・・・ ここまでで、約1時間から1時間半以上かかってしまう。

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これを、少しずつ少しずつ丁寧に混ぜ合わせ、ここでまた、ヌカの「ダマ」をさらってはすりつぶす。
全体がほどよく合わさったら、米粉を加える。

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生の米をプロセッサでパウダー化する。さらさらして、ごくほんのりと香りがつき、しかも比重があって粘りも出る。米の粉はなかなかのスグレモノなのだ。
これも、丁寧に混ぜ合わせる。
続いて、パン粉を4カップほど添加。 これは「全体のつなぎ」の役割を果たす。このパン粉の量は今後研究の対象であり、課題である。

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このあとも、やはり丁寧に混ぜ合わせる。ここで手を抜くとムラムラになってしまうので真剣に。
最後に麦茶を加える。

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またまた、丁寧に混ぜ合わせ、ようやく完成!!!

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今回は、「フナ釣り」の餌としてのリクエストだったので、徹底的に粉砕しパウダー化した。鯉釣りの場合は底残りを考慮して、もう少し粗くする。ただ、作ってみるとこれも充分鯉釣りに使えそうだ。底残りは「スーパー鯉麦」や「生米」などを加えると良いので、これだけ細かくても良いかもしれない。

自分の実釣でも、試してみたくなった。

このベースにフナ釣りならば、マッシュか新Bを、鯉釣りならば蒸かしイモか鯉武蔵を合わせる。割合は季節によって変える。

鯉釣りの場合、水温16度を目安にして、それ以下なら配合餌3:イモ2、それ以上なら配合餌3:イモ1の割合で合わせてあげる。

使って頂いた方々によると、「型が良い、警戒心の強い大型が喰ってくる」との事で評判は上々なのである。
しかし!

当の本人の私に大型が来ないのは何故なのだろう・・・?技量のモンダイであろうか?(笑)

餌を使ってくれた人からは、場所、水温などの条件での釣果、アタリの数などの非常に貴重な情報が帰ってくるので、ありがたいのだ。実釣に行けずとも、データが手に入る訳なので・・・とても参考になる。

なので、少々面倒でも依頼を受けると二つ返事で引き受ける。

まあ、もともとこのテの(調理系の)作業は大好きなので苦にならない・・・・と言うこともあるのだが。

自作にチャレンジされる型への経験上のアドバイス。

製作後は、とにかく「台所回りの美化、清掃」をおすすめ致します。これを頑張って励行すると、

「オトーさんが餌を作った後は台所が綺麗になって良い!」

という、「高評価」を頂けること請け合いである。この地道な「評価」の積み重ねが、「快く釣りに送り出してもらえる」・・・という「実利」に繋がるわけだ!

餌の自作に限らず、奥方連への「気配り」は、釣果以上に気を配る。

これは非常に重要な要素なので、おろそかにしないようにしたいモノである!

*作者注

最近(2022年現在)はこの作り方は流れのある川ではあまりやっていません。匂いが良すぎて「中型・小型」の食いが早すぎるためです。

今は、米粉・麦茶は省いています。ヌカも米ヌカから麦ヌカ(ふすま)に変更しています。

山上湖などの「水の動きが弱い」場所ではこの作り方でも良いでしょう。

最新の自作餌もまもなくアップいたします。