人の息吹の跡を感じることの出来る駅・美深駅 失われし風景を求める旅(6)=わがまちご当地入場券購入記録

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宗谷本線(美幸線) 美深駅

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(訪問は2019年9月です。すべての写真はクリックで拡大します)

◆町の姿と鉄道の賑やかなりし日の記録をとどめておいてくれる駅

美深町は現在人口4500人程度。昭和35年位の最盛期はなんと14000人もの人口を抱えていた町らしいです。いろいろな店がずらりと並ぶ商店街に、子供たちの鼓笛隊、果ては「ミス美深」まで行われていたとのこと。そんな「賑やかだった頃の写真」が展示されている。

駅は近代的な複合ビル。一歩駅内に入ると、ちょっとした物産店となっていた。

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1日7往復の列車、14本の列車が止まる。うち特急列車は3往復6本。待合室内には鉄道模型のジオラマがあり、JR北海道最新のラベンダー編成が疾走していた。音威子府駅では「実際の駅構内」をジオラマ化していたが、ここの作品は架空の駅・架空の風景とのこと。

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意外に小さな改札口を抜けてホームへ。

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ホームは2面3線。

ホームに立ち、名寄・旭川方面を望む。

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立派な跨線橋があり、稚内方面を望む。

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長い列車のタブレット交換用に、島式ホームは向かい合わせ状にレイアウトされている。なので、ホーム、駅全体が長い!

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向かい合わせレイアウトなので、跨線橋も独特の形。

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広めの階段を上ると・・・・

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木製の跨線橋は窓が広く大きく、明るい印象。

遠く、稚内側を望む。

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振り返り、名寄・旭川側を望む。

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まっすぐな鉄路が地の果てまで続いている感じがする。

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島式ホームは半分屋根付き。

ホームから名寄・旭川方面を望む。

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ホーム逆側は、側線の跡形もない。

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相当広く、たくさんの側線があり、機関庫まであったはずの場所には、鬱蒼とした雑草林。

駅名標

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駅舎に戻り、ビルの2階に上がる。美幸線の(資料)展示室がある。

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美幸線に関する鉄道資料館という趣で、その展示はなかなか見応えがある。

昔の美深駅舎

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味があり、訪れてみたかったモノだ。展示コーナには、美幸線の硬券きっぷや、保線員のツール類が展示されている。

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昭和30年代美深が一番賑やかだった(今の3倍の人口で14000人もの人が住んでいた)頃、美幸線が開業し、「美幸線開通行進」が行われた。町を挙げてお祝いをしたらしい。

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長い、長~い行列。小学生による鼓笛隊。こちらもパレード。

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後方に長く、商店街らしきモノが写っている。

このほか、いろいろな資料・写真が所蔵されている。写真からは、何か「勢い」のようなモノが感じられ、活気があり町全体が元気な印象がある。

資料室で「マチの活気・元気」を感じて外に出ると、

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人の姿が少ない(いない?)風景が駅前に広がる・・・・

古き、良き時代を彷彿させてくれる資料室と現在のリアルな寂寥を目の当たりにさせてくれる駅前。美深駅。人の息吹の跡を感じさせてもらえる駅。

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