◆2020年5月31日(日) 江別は快晴
(すべての写真はクリックで拡大します)
天気: 晴れ
風:南東~南南東 0.1~5.7m/S
気温13.2℃ 水温17℃(6:00)
石狩新港 干潮 4:32(8)満潮11:51(19) 干潮18:00(15)
水色 :濃いササ濁り
流行 :正流→逆流
風向 :静謐→流れに向かって正風 波立ち→流れに向かって逆風
サ オ :ダイワ PSサーフパワー 25-420
リール :ダイワリーガル X4550BRT Z4550BRT
ミチイト:ナイロン4(黒)
オモリ :コイン30号・カメ30号 中通し (誘導長25cm)
仕掛け :袋式1本針
ハリス :ミクロン20ポンドテスト 12cm~10cm
ハ リ :フカセ15号
◆今年の初釣行・・・
先週、土日とも川を見に来たのだが、カフェオレのような泥濁りで、とても釣りが出来るような状態ではなかった。
今日は満を持しての釣行。
昨晩・・・というより今朝4時近くまで餌づくりなどの準備をしていたので、もう寝ないで家を出てしまった。(笑
一度クルマで釣り場に赴き、道具を降ろし一度帰宅、自転車に乗り換えて再び釣り場へ・・・
(現在、息子と孫と同居しているため、クルマは彼らに明け渡さなくてはいけない・・・(T・T) )
5:15
釣り場着。
風の無い穏やかな晴天の水面は美しい鏡のような状態・・・
美しい、ひたすら美しい情景。
また、今年もここに元気に来れたことだけで嬉しくなる。やっぱり「帰ってきた・・・」という気になるのは、心の芯まで鯉釣人なのだと思う。
ここまで水面がおだやかだと釣りにはあまり向かない状況なのだが、もう少し時間が経てば、多分風は吹きだすはず。
椅子だけ取り出して、しばらく水面を眺めて煙草を吸っていた。
至福・・・
こうして川面を眺めながらゆったりと過ごす時間が、ひどく贅沢な時間に感じる。
釣り場にいるだけで、何か心が満たされるような気分。
どのくらい、ぼんやりしていただろうか・・・あえて、時計を見なかった・・・
すごく長い時間の用でもあり、ほんのつかの間の時間でもあったような気もする。
ゆっくりと大きく伸びをして、水を汲みに行き、コマセを作り始めた。
コマセの袋を開けた瞬間、何とも言えない心地良い、香ばしい麦の香りが広がった。
良い香りだ・・・
ついさっき出来上がったばかりのコマセ は、芳香を漂わせながらサラサラと手の中からこぼれて行く。
さて、ぼんやりモードもここまでだ。(笑
◆
水温は17℃もある。これはいい感じだ。
ちょっと迷って、コマセ3:イモ1の配合にする。
しかし、どうにもイモの水分が多く、粘りが強すぎる気がする。
もう少しコマセを足して、コマセ4:イモ1でちょうど良い感じになった。
さて、今日は、初めてのポイント・・・と、言っても2019年と、2017年(2018年はあまりにも忙しく釣りに来れなかった・・・)に攻めて手の内に入れているポイントのすぐ脇、距離にして20mも離れていない場所だ。
右側の2番竿を置く予定のポイントは、以前から攻めているポイントのすぐ隣でイメージはつかんでいる。
1番竿を置く予定のポイントは、かなり先に大きな取水口があり、ものすごく深くなっている(はず)。
まだ一度も攻めたことのないあたりだけに、期待が高まる。
底探りは、2番ポイントは数投でイメージがつかめた。真っすぐなげられるので、そこの具合が手に取るようにわかる。柔らかな泥(砂?)底で、岸から15~20mくらいで大きな崖状のカケアガリがある。そこに打てば、今日は必ずアタリがもらえそうな気がする。
問題は1番。底探りをした場所からは45度以上左になるので、そこの状態が非常につかみにくい。
何度投げても、イメージがわかなかった・・・単に底探りが下手くそ・・・なのだけなのだが(笑
ここは何度か投げてみて、慣れるしか無いかもしれない。
6:11
川に向かって右側の1番竿エサ入れ。取水門側へ20~30m位か・・・斜めに投げるので距離感が非常につかみにくい。
6:14
向かって左側の2番竿エサ入れ。ほぼ正面20m程度の距離。そこから少し底を引いて、カケアガリの下にエサを置く。
向かって左側の奥に、大きな取水門がある・・・・
底探りで、ごみが少しついてきた。そこの状態はあまり良くはなさそうではある・・・
なので、8号の小さなオモリを泥の中に埋めて落としオモリにする。ミチイトを沈めて、少しでもごみをかわそうということだ。
岸の水深は10cmも無いだろうか・・・かなり強烈なソコリである。
まあ、水位が低いときはアタリも貰えることが多いので悪くは無いのだけれど、ここまで水深が無いと、取り込みが不安でもある。
周囲を軽く片付けて、朝ごはんに買って来たおにぎりを食べようとした瞬間、1番のドラグが鳴り出した!
取水門回りは多分鯉が溜まっているだろうと思ってはいたのだが、予想がハマってニンマリである。
しかし・・・
手ごたえは軽い・・・
ハリは右アゴにしっかり掛かっていた。
令和二年の初鯉はなんともおチビな養殖系・・・まあ、それでも取水門回りには鯉はいる・・・という事がわかっただけでも収穫。
なにより、1年ぶりの鯉との対面は、サイズを問わず嬉しいものだ。
ただ、元気が良すぎて暴れまくり・・・ウロコを3枚も剥がしてしまう事になってしまった・・・
申し訳ない・・・
6:54
暴れまくったおチビはタモを掻き回して、ハリスやオモリが網目にからみついてしまった・・・1番竿の再投入にややモタついているうちに、2番竿のドラグが暴れ出した。
おお!連続アタリだ!
思わず10年前の「1日10本の爆釣」が頭をよぎる・・・
でも、今度も手ごたえは・・・軽い・・・
手ごたえは軽いのだが、タモ入れ手前でいきなり潜り込むなど、ちょっとパワーを見せつけられた。
浅い水深にタモ入れ四苦八苦・・・
意外にサイズがあったね、今年初の60台。まあ、60台くればOK!納得ではある。
7:04 1番
7:10 2番
再投入。今度こその朝ごはんにありつく。
時計はまだ7:30を過ぎたばかり。今日は時間はたっぷりあるし、アタリラッシュの予感も漂う・・・
集中力が高まる。
ほとんど水中に差し込まれている状態の穂先をじっと見つめる。
8:01
上がり始める気温に、風が心地よい。ふと目を離した瞬間、2番の竿のドラグが鳴きだす。
アタリだ!!!!
今度のアタリは今までは明らかに違う・・・重くトルクのある走り・・・走りがいったん止まったところで竿を手にし、大きくフッキング!
ズシン!
と言う手ごたえと共に強烈に二度、三度と引き込みが来る。
たまらずクラッチを切りイトを出す。
これは40や50のヒキではない・・・
さらに強烈な引き込み!
浮かない・・・
底を這いずり回りながら寄ってくる、一向に底を切らせてくれないのだ。
寄ってくる完食は超大物のそれではなさそうなのだが、とにかく底を切らせてくれない。
手前まで来ても一向に姿は見せてくれない。
ズルズルと引きずるようにタモに導く・・・あれ?
意外にサイズが?小さい?
しかし、とにかく水深が無いので、タモ入れに四苦八苦。
鯉 62cm (クリックで拡大します。)
上げてみると62センチあった。まずまずだ。
やや寸詰まりで体高もあるけれど、丸太のような堂々とした個体。パワフルで精悍な一尾に満足のリリース。
一投目から2時間も経たずに3本の釣果は上出来だ。
気を良くして、打ち換えたとたん、連続でアタリ!ドラグが鳴きだす!
おお!
おお!
アタリラッシュ!
しかし、ここからが大変・・・
怒涛の・・・
ウグイ祭りが始まってしまった・・・
入れては喰い、入れては喰い・・・
全てが40cmを超える、超大型のウグイの3連発・・・
50を超えたやつはドラグをガンガン鳴らしてコイと間違うほど走りまくってくれた・・・
今日は調子が良く、比較的ピンポイントで、投入が出来ていた。それほどズレずにコントロールよく投入で来ているという自覚はあった・・
しかし、それが完全に裏目にでて、どうやらウグイの大群を集めてしまったようだ。
しかも、3本のうち2本にはオレンジの婚姻色が・・・そして、腹はパンパン・・・
はい、つまり乗っ込みというわけだ。
それでなくとも、エサ取り王者の、このウグイが乗っ込んできたとあれば・・・
絶望的だ・・・
10投すれば、10本ウグイが連れてしまうだろう・・・
思わず頭を抱えてしまった。
Lineでは釣友たちが、
「釣れたウグイをエサにしては?」
「ボイリーを使え、ボイリーを」
と、ありがたいアドバイス。
しかし、
それでなくとも皮の固いウグイがこんなデカいサイズになると、捌くのは本当に大変。
そして、ウグイの切り身は「モクズガニ」の大好物でもある。
先々週、やはり釣友のDavidがこの隣のポイントで、「釣れても釣れてもカニばかり」というカニ祭り・・・だったということもあり、ウグイの切り身は使う気になれない・・
そして、非ボイリー派の私である。ヘアリグ用の仕掛けは持っているが、ボイリーそのものは持参もしていない。
と、なれば答えは一つ。
竿をあげて釣り場を休ませる・・・・
これしか無いだろう。
◆
ちょうど煙草が少なくなってきたこともあり、近くのローソンまで自転車で買い物に出た。
撒いたコマセをウグイの大群が食い尽くすのにどのくらいの時間がかかるのだろう?
30分では足りないだろう。
1時間か、2時間か・・・迷ったけれども水温も高いし、1時間と決めた。
11:00
11:03
二本を打ち換えた。
まったく、一睡もしていなかったので、猛烈な睡魔が襲ってくる・・・
11:48
自分の気配を消し、釣り場と自分を同調させ、鯉の警戒心を解く高度な私の奥義・・・睡眠釣法!
人によっては、それを「居眠り」とも言うらしいが・・・
夢まで見ていた深い眠りから、ドラグの音で叩き起こされた!
寝ぼけて、一瞬どちらの竿がなっているのかわからなくなるほど、深い眠りに落ちていた。
また?ウグイ?
しかし、今度は穂先をしっかりと引き込み、重たい感じでジリジリとイトを引き出す。これは間違いなく鯉だ。
場を休ませて大正解!
真正面の乱杭帯へ一直線。それはマズいので、精いっぱい竿をタメ食い止める・・・
ならばと、今度は上流の橋ゲタの障害物が沢山あるあたりへ一目散に走る。そこも困るので、竿を寝かせながら、引きはがす。
それも止められた相手は、今度は一転して反転、手前へ突っ込んできた。
手前のあたりは沈木が嫌と言うほどたくさんある・・・・
いやはや。
私が嫌う場所をことごとく狙って、障害物のありかを知り尽くしている感じ・・・これは、間違いなく、この千歳川居着きの鯉だ。
私もダテに何年もこの千歳川に通っているわけでは無い。ヤバイ場所は知っているつもりだが、コイツはことごとくそのヤバイ場所を目指して走る。
行きたがればイトを出し、ヤバい場所に向かえば止め。
また、行きたがればイトを出し、ヤバイ場所には向かわせず。
何度これを繰り返しただろう。
途方もなく長いヤリトリのような、でも、時計を見ると5分位しか経っていない。
しかし、一向に底を切らせてくれない。
今度も底を切らせてもらえないまま、引きずるように寄せる。
なんとか一発でタモ入れ出来た相手は・・・
美しい・・・
黄金のウロコをまとった、本当に美しい一尾。写真では少し畳まれてしまったのだが、尾びれが強烈にデカイパワフルな相手だった。
ここ千歳川のコイは本当にパワフルで、私を魅了してくれる。
止水の70台より、ここの50台の方が引きが強いのではないかと思うくらい、本流育ちの力の強い個体が多いのだ。
いや、それにしても美しい鯉だ。
かなうものなら、持って帰って飼育したいくらいだ。
丁寧に、水をかけたシートに上げて、出来るだけ速やかにリリース。ウロコ一枚剥がさず、返してあげることが出来た。
こいつが70になり、80になるまで成長したら・・・
多分私の技量では上げられないくらい、たくましくズルくなってくれるのだろう。
また、会いたい。
こいつには是非、もう一回り二回り大きくなった時に再会したいものだ。
再会を固く約束して(笑)満足のリリース。
美しい個体に会えたのもさることながら、「場を休ませる」という判断が見事にハマったこと、場を読み選択した対処が正解だったことが、何とも言えない満足感を呼ぶ。
「場を休ませる」事も技のひとつなのだろうか?
◆
空は抜けるような快晴・・・
しかし、そこからアタリはパッタリと止まってしまった。
一番竿も。
二番竿も。
穂先が微動だにしないまま、時間が流れてゆく・・・
14:30
風向きが、変わった・・・
いままでの南風が、全くの逆風、北風となる。
それでなくとも、この場所は午後アタリが極端に遠くなるのだが、その上に北風と来ては・・・
迷わず納竿とした。
◆
しかし、楽しかった。
今シーズン初釣行で4本の釣果は私にしてはデキ過ぎともいえるだろう。
天気と水温、風という「場」を読み、結果がだせたことに、釣果以上の満足感を感じて竿を納めることが出来た。
来週も来よう!
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