◆2012年11月11日(日) 晴れ 気温9℃ 水温8℃(12:30計測)
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来週は、会社の仲間達と太平洋へカジカ釣りに行くことになったので、これが多分今シーズン最後の鯉釣りとなるだろう。
◆晴天・無風(微風)と絶好のコンディション
最低気温が1℃まで下がる日があり、水温も8℃を割るかどうか・・・というところまで下がった。まともなポイントで鯉釣りをするのは、もう難しいかもしれない。
と言うことで、気温の上がる昼に向けて釣行することにする。
朝8時に起きて、麦を炒り、イモを蒸かす。
文字通り炒りたて、挽き立ての味・・・コーヒーのCMそのままである。
まだ、熱を持っている麦と、熱いイモを釣り座で合わせる。こんな、新鮮なエサを使うことは初めてだ。
(クワセは、左角イモ、右ブランデー漬けヨウカン)
冷たい水温下でのアピールを考え、麦は強めに炒って香りを出す。
風は微風~無風・・・王子製紙工場からの煙も、真っ直ぐ上り、水面は鏡の様に静かになる。釣りをするには最高のシチュエーションに見えるが、実は、この鏡面状態は良くない。アタリがとても遠くなる。
釣り座に着くと、予告通り?佐々木さんがお見えになっておられた。先週、雁里沼で70オーバーを上げられていたので、こちらではなく雁里に向かうのでは・・・?と、思っていたのだが、何故かこちらに。
私なら・・・というより、フツー良い型が上がった次は、そこを引き続き攻めたくなるだろうと思うのだが、雁里はやはり「遠い」と言う事で、近場のこちらにお見えになったらしい。
まあ、釣り座に仲間がいるというのは何とも楽しいものなので、大歓迎ではある。
◆「新・情報で、新しいエサに挑戦」
今日は(私にしては珍しく)3本目の竿を出した。
水温低下(サケの産卵期)は、その卵を狙ってウグイが上流まで遡上する
という「情報」を会社の釣り仲間(彼の専門は磯)から仕入れたからだ。
「最近、ウグイが釣れることが少なくなったような気がするのだが・・・」
と言う私のつぶやきに、
「ああ、そりゃそうですよ。ヤツらサケの産卵狙って、海から遡上して、上流に行ってしまうんですよ」
何?上流へ遡上? 海にもいない?
私は、大ゴイの最強エサは「動物性」に限る・・・と考えている。この時期、厳しい冬場を乗り切るため「少しでも体に脂をつけたい」と思うコイ達に、「動物性」エサはうってつけなはずなのだ。
秋~冬にかけて、釣れてくる鯉達は一様に、腹がパンパンである。ドコで何をこんなに喰ってるんだ?と言うほど。それは、多分、藻や水草などではなく、タニシなどの貝類、ミミズなど、トンボなどの昆虫類、そして小魚達・・・・という、動物性のエサ達だろう。
自然界では、動物性のエサで満ちているはず。従って、大鯉への最短距離は動物性エサなのだ。
タニシ、ザリガニ(剥き身)、、ミミズ・・・これらを使いたい。しかし、タニシとザリガニは入手困難。ミミズは、ウグイの大好物で、コイよりウグイが先にきてしまって釣りにならないのだ。
しかし、その私の天敵ウグイが、超上流まで遡上していない・・・ということであれば、話は別。
ということで、今日は竿1本を捨て竿的に、これを試してみる・・・
ザリガニの剥き身・・・で鯉が釣れるのであれば、このエビの剥き身でも間違いなく釣れるだろう・・・冬場は動物性の餌に限る・・・と山田勲さんもおっしゃっておられたし。
◆
今日は隣に、佐々木さんが入釣されていた。
今年から本格的に鯉釣りを始められたとの事なのだが、とにかく研究心がハンパではなく、お会いする度に、エサ、仕掛けなどに工夫を凝らされ進化している。
この釣り人はタダモノではない・・・(笑
この仕掛けは、なんと「延縄(はえなわ)!」、手釣りの仕掛けである。超大型の200号クラスのオモリに小さな20号クラスのオモリ。そしてダンゴに、イモボイリーのヘアリグ、エダスには、私から提供のエビをつける。
何ともユニークで楽しい仕掛けである。
と、佐々木さんを見ると、いつの間にかサカナをかけて、取り込み中である!
そこそこのヒキを見せて、柳の下に潜り込もうとするのを、なんとかなだめて寄せる。
岸際に寄った所を、私がタモ取りのお手伝い。
65cmのナイスサイズの一尾! 佐々木氏の千歳川のレコードである。めでたい!
◆
何気に、エビエサをつけた私の捨て竿を見ると、あれ?佐々木さんの延縄仕掛けのところまで、ミチイトが・・・
あれれ?
私は、佐々木さんの仕掛けに絡まないように、相当左目に打ったはずなのだが、それが、180度逆のこちらまで、来てしまっている。
これは???
慌てて、竿に駆けつけ手にすると、ゴミである。ひたすら重い。草の塊ゴミがミチイトを持って行ってしまったようだ。
佐々木さんにあやまりながら、抜き上げようとすると、ゴミが暴れた・・・
暴れた???
何、サカナ???
ゴミは、グイグイと底に潜る。なんだ、なんだこの手応えは???
ヒキは無い。ただ、重いだけ・・・でも、確かに生命の感触はある。
この水域特有の「ヤツメウナギ」?
いや、ウナギなら、もっと軽いはず。
とにかく、底へ底へと潜り込む。
あ!
この底へ底へと潜り込む、特有のヒキは・・・・・・
コイツだった!!!!!
(カワガレイ35cm)
全長35cmを軽く越える「カワガレイ(ヌマガレイ)」が、犯人だった!!!!
いやぁ、びっくり!!!この水域に棲息しているのは噂では聞いていた。
イソメにカレイ針で、専門に狙う釣り人もいるくらいなので、この場所では結構珍しくはないかもしれないのだが、いかんせん、私の仕掛けとエサ(植物性オンリーの麦とイモ)では、掛かるわけが無かった。
今回は、「エビ」のエサである。このエサなら、食いついてきてもおかしくはない。
しかし、このエサのサイズは、胴回り3センチ以上、全長15センチ以上の「特大」サイズである。
そいつを丸ごとひとのみで、そして30号のスパイクオモリをグイグイ引っ張っての暴れぶりである。
磯で、クロガシラカレイを掛けたときに、この底に向けてササリ込むヒキを味わった事があったのだ。
それにしても、珍客!!!!
コイツが喰って来てしまう・・・と言うことは、このエサ(エビ)はダメだろう・・・・・
コイツはそれでなくても「水っぽくて」おいしくない。
さらには、このヘドロ底である。そこに這っているのだから、肉は泥臭くて食べられるシロモノではないだろう。
捨て竿は撤退である。(笑
◆
その後・・・
この釣り場が、
このように手元が見えなくなるまで粘ったが、アタリをもらえぬまま納竿となってしまった。
水温の低下が激しく、7℃まで下がってしまう。
もうシーズンは終わりだろう・・・・
最後の最後で、カワガレイという珍客を釣り上げて、ここの釣り場での2012年シーズンは閉幕である。
今年も、様々な鯉達に合うことが出来、楽しい思い、悔しい思いをさせてもらえた。
沢山の経験値をもらえた。
◆
来シーズンも、ここの釣り場で、また、やらせてもらおうと思う。
来シーズンこそ、ここで、80オーバーに巡り会いたいものである。
今年度の出会いに感謝して、今年の鯉釣りの締めくくりの一礼をした。
来年も、頑張るぞ~!
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