◆2012年6月24日(日) 晴れ
気温19℃・水温16℃(ともに12:00計測)
◆満を持しての釣行だったのだが・・・
1週間、この釣行を待ち焦がれて日曜日を迎えたはずなのだが・・・
目覚めると、どうにも体が重く、起きられない・・・・疲れているんだなぁ・・・それもひどく・・・
それこそ、「三度の飯より大好きな鯉釣り」なのに、行く気になかなかなれないのは、これは「重傷」である。(笑
先週も、どうにも体調がすぐれずパスしてしまった。
6月3週、最終週は絶好の時期でもあり、「気分転換なんだから、行ってきたら?」という家人の声に押されて、自分にムチを入れるようにクルマに乗った。
◆コンディションは最悪・・・
11:05
釣り場着。突いてみると水は薄茶色に濁っている。昨日の弱雨のせいか・・・?例年、この時期はもう少し澄みはじめてくるのだが・・・さらには、王子製紙からの何とも言えない悪臭がする。この匂いがすると言う事は風向きは北または北西である。良くない・・・このポイントだけではないだろうが、やはり南向きの風が良い。
さらに、流れが速い。水面がグッと下がり、河岸の砂が露出している。これは、石狩本流の流れが速く,それに引きずられるように、千歳川も流速が増しているからだ。このポイントは、流れが早すぎると仕掛けが止まらないだけでなく、仕掛けやミチイトにゴミが絡んで釣りにならない・・・
コンディションは最悪。私のテンションも上がらない・・
◆新ポイントはなかなか難しい・・・![]()
河岸に降りて、釣り座を望むと・・・・こんなに距離がある。高さざっと2mというところだろうか?
喰わせる度に、崖を降りては登る・・・ということになる、大変なポイントなのだ。
対岸の五条通り樋門ポイントから眺めていると、ハネ、モジリが非常に多く、いかにも良さそうに見えていた。
しかし、実際に来てみると、これはなかなかやっかいな場所ではある。
写真では、草に隠れてしまって竿が見えないが、木のすぐ下が2m以上のドン深になており、ここがなかなか良さそうなポイントである。
しかし、流れが速いと、ゴミや、倒れた草の塊がミチイトに絡む、やっかいな場所でもある。
コマセ、クワセはいつもの自作。
自作配合餌=( 煎り麦1:煎りヌカ1 ) + (パン粉2カップ,スーパー鯉麦1カップ,生米1カップ,麦茶少々)
配合餌3:蒸かしイモ1・・・
という夏バージョンの配合。水温が16℃だし北風なので、イモの割合をもう少し高めても良いかもしれないと迷ったが、天気が良さそうなので、思い切って夏仕様にする。
クワセは2時間ゆでた自作特製角イモ。しかし、やや硬めにできてしまい、今ひとつエサ持ちが悪そうだ・・・このポイントは流れがキツいので、エサ持ちの良さがキーポイントのような気がする。なので、必殺クワセエサを今日は用意している。
今日はこの新しい釣り場に慣れる・・・勉強とテストの釣行としよう。
12:27
第1投
向かって左の1番ポイントは20mラインに、2番ポイントは15mラインに投げてみる。底はカケアガリも何も無いフラットな砂岩の様子。コマセは1番のそばに4発ほど投げ込む。
予想以上に流れが速く、15m~20mラインに入れた仕掛けが、気が付くとすぐ足元まで流されてきている。
20号や25号のオモリでは、全く仕掛けが止まらない。
しかし、「仕掛けが流されてきて止まる」場所であれば、他のエサもそこに溜まりやすいだろうし、仕掛けが止まる場所でちょっと待ってみることにする。そこで喰ってくれるかもしれない。
13:40
一時間経ったので、1番ポイントを打ち換えようとすると・・・ゴミ回収である。やはり、流速があるだけに、底も荒れていると思われる。仕掛けが流されるので、やわらかい角イモではエサ持ちが心配だったので、クワセを代えてみる。
今日のテストクワセは「タクアン」!どこのスーパーでも売っている、ごく普通のタクアンである。
漬け物は,以前「へら彦師匠」に勧められていた事もあり、エサ持ちが必要なポイントで一度試してみようと思っていた。
私のコマセは「煎り糠ベース」であり、この釣り場では実績もある。「煎り糠にたっぷり漬け込まれた」タクアンであれば、ここの鯉であれば喰って来るのではないかと思う。
そして、このタクアン。ウグイなどのジャミがほとんど見向きもしない・・・という点が更に魅力的なのだ。
この千歳川は言わずとしれた「ウグイ場」でコマセにしっかり寄られてしまうと、ウグイ祭りでどうにもならなくなってしまう。ウグイが寄らずに鯉だけが喰うのであれば、これはまさに最終兵器とも言える喰わせである。さて、どうか?
13:40
1番、2番両方ともタクアンに代えて打ち換え。この水域は14時台に一番の釣果実績があるので、ちょっと遅いタイミングだったかもしれない。
釣り場に到着してから、ピトンセット、コマセ作り、投入、次のコマセ作り、打ち換えと、非常に慌ただしくしていたのだが、ようやく少し落ち着いて、釣行記を付けはじめる。気温、水温、仕掛け、コマセの配合などメモをはじめる。
竿先から目を離していると・・・・
13:55
投入から15分も経たないうちに、何の前触れもなく、いきなり2番のドラグが鳴き始める!!!
すっかり油断していたので、本当にビックリした!嬉しいと言うより飛び上がるほどビックリした・・・というのが本音だ。(笑
う~ん、釣り座から5m・・・ほとんど足元と言えるポイントだが、ここで喰って来る訳だ・・・・
このポイントでの初アタリだけに、どちらに走るのか、リスクを承知でしばらくじっくり眺めてみた。
ミチイトは下流の石狩川本流の合流点へ向かって走っている。
なるほど・・・ここで喰って来ると下流に走る訳ね。
どれどれ・・・と、竿を手にすると、軽い!?これは、50代かもしれない。思わず苦笑いであるが、2012年私にとっての第一号である。バラすわけには行かない。
崖を滑り台のように滑り降り、水に入る。軽く竿を立てクラッチを切りテンションをかけると、
おっととと・・・・
テンションを嫌った相手は、一気に向きを変え、川岸に逃げ込む。そこには、木の枝が水面にふれている。
なるほどね、逃げ込み場所は河岸の掛かりと言うことか・・・
ならばと、竿を岸側に倒し、向きを変えて見ることを試みる。うん、素直に向きを変えてくれて、流心に戻る。
そこで、ストップ。
巻こうとすると潜る。手を止めると相手も止まる。
底を這う相手は、すぐ近くまで寄ってきても、なかなか浮かない。ふむ、なかなかタフではある。
しゃがみ込んでリールを巻き、そのまま立ち上がる。こうするとサカナは浮く。二度ほどこの垂直ポンピングをくれてやると、サカナがスッと浮いてきた。
おお!60は軽く越えているグッドサイズだ!
慎重に寄せつつ、しかし、半年振りの取り込みにややモタつきながらも、すくい混み成功!
鯉68cm!このサイズが来てくれれば言う事無し!
やや、頭でっかちの養殖系の姿で、お腹がペッタンコ・・・産卵後のプロフィールである。
しかし、今シーズン最初の一尾。なんとも嬉しいものである。計測後、すみやかにリリース。
その後は、ぱったりとアタリが止まる。
食い気のある群れではなく、単独での回遊中の捕食だったのか、よくわからない。
打ち替えの度に、こうして、ゴミをひろう・・・・濁りのある水といい、ゴミまみれの強い流れといい、なかなか難しい釣りではある。
(小さく、タクアンが回収されているのが解るだろうか・・・?エサ持ちは格段に良い!)
15:46
16時~17時台の第二ピークに向けて、打ち換え。
バタバタして、昼食をとっていなかったことに改めて気付く。一度、意識してしまうと空腹感は非常にタイトである。余りにもお腹が空きすぎて集中力が無くなってしまう。
すぐ帰ってくるつもりで、リールに葉っぱのセンサーを取り付けて、近くのコンビニにクルマを走らせる。
16:04
コンビニから帰ってくると、あああ!!1番竿の葉っぱが無い、竿先は流れとは逆側の上流側へ深くお辞儀している。
喰って来たんだ!イトはそれほど引き出されてはいない・・・
タモを持ち、また、崖を滑り降りて竿を立てると、サカナはまだ付いている様子。しかし、川岸のブッシュ帯に潜り込んだらしく、何かに擦れる嫌な感触。
ゆっくりと引きずり出してみようかと、じんわり力を入れると、サカナが頭を振った感触があり、フッと竿先が弾む!
あっ!!!!
ものの見事にハリス切れ・・・
やられた。向かって左の岸には、掛かりがあるんだ・・・(後で確認しにゆくと、上流側の川岸には鬼のように乱杭がうたれていた・・・)
ん~、このポイントは川岸のあちこちにカカリがあり、竿先から目を離してはいけないようだ。
くやしさより、なるほど・・・という感が強い。テキもなかなかやるものである。
◆テストにしては良い釣りだった。
その後もアタリはなく、川は夕暮れから夜に向かう・・・
18:10 納竿
今日のコンディションで型を見られたのはラッキー以外の何物でも無かろう。キツイ流れと、不利な風、シビアな条件だった。
この悪いコンディションでも、1尾が上がり(ずる賢い)バラシが1回のアタリをもらえた・・・と言うことは、条件が良ければ、このポイントは大釣りも可能であると言うことだろう。
大きなカケアガリこそ無いけれども、複雑な流れと、そこら中に沈んでいるカカリに乱杭。難しいけど、アタリは遠くないポイントだ。ここで、回数を重ねる事で、自分の釣りも上達するのではないかと思う。
タクアンのクワセは、予想通り、鯉は喰ってきてくれた。ウグイの食いはナシ。上々である。
楽しかった、そして良い釣りだったと思う。
来週も、自分の体調と相談ではあるが、是非、来てみたいと思う。
コメント