■2011年7月30日(土)曇り 外気温24℃ 水温23℃(11:00)
今週は仕事が本当に忙しく、今日も「釣りに行くのを止めて休もうか・・・」と、まで思ったほどだった。
しかし釣りを休んでしまうと、これまた「フラストレーション」が溜まる一方なので、自分にムチを入れて竿を担いだ。
一旦、釣り場に行ってしまえば、それだけで楽しくなるヒトなので・・・釣り場に向かうまでが大変なだけだ。(笑
天気はどんよりとした曇り空。気温は24℃と、暑くもなく、人間にとってのコンディションは悪くはない、しかし、サカナにとってはどうなのだろうか?出がけが、何となく気乗りしなかったせいもあり、今日はなんだか釣れる気がしないのである。特に「釣れそうもない・・」という理由があるわけではない。肌で感じる予感とでも言えばよいのか・・?
9:20
釣り場着。
どんよりと曇った空はいつ雨がパラついて来てもおかしくない感じ。風もほとんど無く、過去の経験ではこういう気象の時は悪くはない。
水色はササ濁り、流れは結構強い正流。
まず、コマセをポイントに投入する。
鯉武蔵2・自作配合餌6。鯉武蔵を水でびちゃびちゃにした上で練り込む。そうすると、ちょうど蒸かしイモと同じような感じになる。そこに自作の配合餌を合わせる。
これに手水を加え、ざっと練り込む。バサバサ感が大事。
これを握りこんで固めて、最後にもう一度手水で固く握る。
カチカチに固くなったコマセを、遠投よろしくポイントに投げ込む。それぞれのポイントに2~3発投げ込んで、本投入のエサを作り、竿を伸ばす。
本投入のコマセは・・・
自作配合餌に、イモをざっと合わせる。手のひらで揉み込むように合わせるのだ。
クワセはいつもの「角イモ」チモトまでしっかりコキあげる。ハリス長は12cmと15cmと夏向けにやや短くしてある。
11:31
予想通り、アタリが遠い・・・
今日も3番竿のポイントは2時間、1,2番竿のポイントは1時間半をエサ換えの目安にするつもりだ。なので、1,2番竿の交換用に次のダンゴを用意する。
12:09
2番竿打ち返し、アタリは遠いけれどもクワセはブランデー漬けイモヨウカンは使わず、角イモのままとする。
12:12
1番竿打ち返し用の準備をしていると、背後でドラグが鳴く!よし!今日最初のアタリだ。って、今入れたばかりの2番竿じゃん!いれてからまだ何分もたってないぞ!どうなってるの?
スプリンターの用に一直線の猛ダッシュの走りっぷりや、投入後まだダンゴの形の残る時間帯でのアタリ・・・これはどう考えても食い気の旺盛な50台以下だろうと予想。
手応え的にも残念ながら予想は当たったようだ。
右に左に首を振りながら抵抗する相手をじっくりと寄せてみる。上がってきたのは、やはり52cmのトホホ・・・なサイズ。
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(この個体は産卵傷があちこちに付いていた。投入後3分)
それでも、丁寧にシートの上に上げ即座に水を掛けてあげる。手早くハリをはずし撮影、検寸。
姿形は綺麗なので、数年後の再会?を約束してリリース。
サイズはともかく、まあ、ボウズを逃れただけ良しとしよう!
12:27
釣り終えた2番竿を打ち返し、続いて1番も交換予定時間だったので打ち返す。さらに3番を打ち返そうとしたが、ハリ先チェックで甘くなっていることが判明したのでハリ交換。
12:49
次の投入用のダンゴを作っていると、また、2番竿のドラグが鳴く。
投入後30分も経過しておらず、走り、手応えともに先ほどよりさらに軽い!
う~む、またしても、トホホ・・・の予感がする。
軽く上がってきたのは、48cm・・・・トホホ・・・のレベルがあがってしまった・・・。
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(本日二尾め、48cm投入後22分)
先ほど上がってきたのと同じ個体かと思えるほど似ていた。サイズが違っていなければ、見間違うかもしれない。左カンヌキにガッチリフッキングしており、ハリをハズしてあげるのにやや手間取ってしまい、出血させてしまった・・・・ごめん!!!
しかし、この5条通り樋門ポイントもすっかり「スレ」てしまったのだろうか?70台はおろか、60台すら容易に喰ってこなくなってしまった。私を相手にしてくれるのは4~50の「何も考えずに目の前のエサに飛びついてくる養殖系」のヤツらばかりか・・・
ポイントを休ませることを本気で検討する時期なのかもしれない・・・
12:55
気が付くとすっかり昼を過ぎていたので、自分のエサを買いに釣り場を離れる。
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リールとミチイトに「葉っぱセンサー」を装着して出かける。万一食い込んでくれた場合は、この「葉っぱ」が移動するので、一目でわかるというわけだ。
13:25
買い物より釣り場に戻る。「葉っぱセンサー」はまるで動いておらず、アタリが遠いことを静かに証明してくれる。
私の今日のエサはこれ。
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ローソン塩豚カルビ弁当!
13:50
弁当を食べ終わりそうになった頃、1番竿の穂先がチョンと揺れ、次の瞬間大きく胴に乗るアタリを見せ、ドラグが鳴き出す!
今度も相手は流れに乗って下流へ走る走る!
手応えは先の2本とは全然違う重量感がある。よし、まずは走りたいだけ走らせてやろう、と様子を見る。
と、ヤツは突然向きを90度変え、左岸のブッシュ帯を目指し始めた。ん!そっちだけはヤバイ。この水域で唯一カカリがあるのが、その左岸のブッシュ帯なのだ。
この走りは一旦とめなくては・・・と高速で回るスプールを一度指で押さえて止め、大アワセを入れようとした瞬間、ゴン!という手応えと供にフッと軽くなるスッポ抜け!
やられた!!
一気に首を振ってスッポ抜けを誘う相手が一枚上だった! ん~くやしい!!!
昼を境に風がやや強くなってきた。それとともに流れもいっそう強くなってきたようだ。仕掛けにゴミが付いて帰ってくるようになった。底も荒れ気味なのかもしれない・・・
14:42
次いで、1時間半を遙かに超えてしまった2番竿の打ち換えをしようとした瞬間、投入したばかりの3番竿のドラグが鳴き始めた!
早い!投入後、まだ3分しか経っていない・・・この早さは・・・またしてもトホホの予感が脳裏をかすめる。
しかし、今度のサカナは左へ左へと底を猛烈なスピードで這いなかなか底を切らせてくれない。左側の2番竿をまたぎ(これは何とか竿をくぐらせて越えた)、さらにはもっとも左の1番竿のラインをまたいでしまった・・・あ~あ~、1番竿のドラグも鳴き出してしまった・・・2m以上間隔をあけていてもこれだ・・・
「しかし、ロッドポットを使う人達って、どうやってこの「横走り」に対処してるんだろう・・・一度話を聞いてみたい物だ・・・」
かけたサカナとヤリトリの最中、全く余計な事を考えていた。
手応え充分で60以上はありそうな感じ。じっくり寄せて上がってきたのは・・・
(本日3尾め56cm投入後3分)
あらら、背びれから前は充分70台のサイズなのだが、真ん中から後ろが急に尻すぼみ・寸詰まり状態の56cm。う~ん、トホホサイズ3連発!!!
結局2時間以上経過してしまった2番竿を打ち返しの為に上げてみると・・・・
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20cmにも満たないウグイが・・・それもエラ横にスレで・・・一体コイツはどうやってハリがかりしたのだろう・・・?
15:13
ウグイをかけてしまった2番竿を打ち返す。
15:21
2番竿、ドラグ鳴き!今度も投入後わずか8分という早さ!一気に対岸に走り、右に左に暴れ回る。
しかし、手応えは軽く・・・・スルスルと寄って来たのは・・・
(本日4尾目 42cm 投入後8分)
42cmの本日最小サイズ・・・・トホホ4連発である・・・・
釣れる度に、何となく意気消沈するばかりで(アタリが無い日の事を考えると、贅沢な悩みなのではあるが・・・)2番竿はそのまま納竿とした。
15:36
2番の竿を畳み、しまい始めていると3番のドラグが鳴く!
今度のアタリは今までと明らかに違う!走りのスピードがそれほど速くないが、ゆっくりとトルクのあるどっしりとした走りだ。これは、そこそこかもしれない?
思わず、竿を持つ手に力が入る。
相手は、ゆっくりとしかし、力強く走る、走る、走る。今度も左岸へじりじりと向かう。竿を持ちながら水の中に入る。2番竿のあったポイントを越えて、更に左に・・・ああ・・・今度も左側の1番竿のラインをまたがれてしまう。ミチイト同士が絡み合って大変!!
テンションをゆるめるとスッポ抜けしかねないのでミチイトを引っ張り気味にしつつ、1番竿をくぐらせて、なんとか自己オマツリを交わす。
今度の相手は手応え的にはそれほどではないが、非常にタフで底から全く浮いてこない。スピードはそれほどではないのだが、確実にスプールのラインストックを減らして行く。もう、100m以上は引き出しているのではなかろうか?
一度、勝負に出てみる。クラッチを入れてハンドルを回して巻き込む。と、巻いた瞬間、ヤツはそのテンションを嫌い今度は猛烈に走り出した。一気に左岸のブッシュ帯に入り込もうとする。これはダメだ。一度クラッチを切り走らせる。
リアのドラグをゆるめ、巻きながらもイトが出る位のテンションにセット。その上で、再び巻きに入る。そしてテンションをかけながら竿を左方向に向けテンションをかける。
(こうすると、この左向きのテンションを嫌い、サカナは右に向きを換えるはず・・・・)
よし!うまく右を向いてくれた!
右側は大きなカカリはないので、再びクラッチを切って疾走させる。う~ん、それにしてもタフなヤツ。まだ、底を切らしてくれない。
巻いては出し、巻いては出されを繰り返し、徐々に間合いを詰める。もうすぐオモリが見えそう・・・サカナの姿が見えそうか・・・・という処で、また猛然と潜る。
こちらもしっかり竿をタメ、グラス竿のジワ~っとした反発力を利用して寄せる。
ようやく姿が見えた。う~ん70も無さそうな感じではある。しかし、姿を見せてもまた強烈に底に潜り込む。
時計を見るともう15分以上も、こんなヤリトリをしている。
普通は姿を見せ、空気を吸わせると勢いは弱まる物だが、一向にそんな様子が無い。
もう少しでタモの届く距離・・・試しにタモを差し出してみると、タモを見ただけで、また、コイツは底に潜ろうとする!いやはや、大したヤツである。本当にタフで、音を上げず浮いてこないのだ・・・・
久しぶり・・・というか、こんなに自分の持てる技術をフルに使わされる相手は初めてだ、サイズがそれほどでもないのでまだ何とか対処できているが・・・
だんだん、ハリスが心配になってきたので勝負に出る。一度タモを水に沈め、その上にゆっくりゆっくりサカナを引っ張って導いてくる。完全にタモの上に来た瞬間にアタマからすくい混む!!!!
よし、取った!!!!
(本日5本目 ようやく64cm 投入後23分)
黄金色に輝く見事な魚体は64cm!今までのサカナとは明らかに体色も体型も違う。オデコのアタリが大和ゴイ風で、やや養殖系が入っているが尾びれのデカさや、パワーは野生種のそれである。半野生系と言ったところか。
それにしても、本当に美しい鯉だ。しばし、見とれてしまった。
実はこの喰わせエサ、いつもの角イモではあったがイモの端っこの方で、やや粘りがでていて柔らかく甘い香りがしていた。「いい喰わせイモ」には、姿形の美しい鯉が釣れる・・・と言われているが、それを実証したような感じがする。
やりとりに20分かかって、気が抜けてしまった。
14:30を過ぎてから、ようやく打ちまくったコマセが効いてきたのかアタリが連発である。このまま続けていれば、次のアタリもサイズアップも充分期待できそうな川の雰囲気ではあったが、結局のこの一尾で納竿とする事にした。
いいやりとりだった、この鯉は最後の最後まで「淡水の王者」のごとく音を上げず、底を這い回り、ギブアップを拒否してくれた。こちらも、今の持っている知識と技術を全部出し切るような対処をさせられた。
サイズこそ70台にも届かないが十分なヤリトリをさせてもらったので、満ち足りてしまったのだ。
最後の最後で良い釣りをさせてもらった。
数、型ともに数字的には今ひとつと言えないこともないが、今日は良い釣りが出来た。
納得の納竿。
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次回へのメモ
しかし、課題は山積。
①寄っている大型(野生系)を喰わせられない
1本目 投入後3分
2本目 投入後22分
3本目 投入後3分
4本目 投入後8分
5本目 投入後23分
全ての釣果が投入後30分以内と言うこと。これは「コマセ」が効いて、仕掛けの回りには常に魚影があった事を証明している。しかし、野生系/大型が喰ってこないのは何故か?
エサ、仕掛け、ミチイト、私の動作の姿・音・・・・などなど、「何かのファクター」が、野生系/大型を警戒させてしまっているのだ。これは間違いない。
②竿数を減らす?
午後になり、2度横走りによる他の竿のラインまたぎが発生。竿3本では多すぎるかもしれない。次回は2本で。
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