鯉の型は何とか見たが、微妙な釣行・・・・千歳川・R12新江別橋下 (11月3日の釣行記その2)

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■2011年11月3日(木)の釣行記
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今日のポイント、いつもの5条通り樋門から30mほど上流

■高橋さん、平さんと同釣!

先週末の私は豊平川でホスト役のエヴァ氏に案内されての釣行。今日は攻守、ところを変えて私がホスト役で高橋さん/平さんをお迎えした。

と、言って、私が仕事をしている間に彼らは釣り場にテントやらコンロやらを設営しキャンプ体制を整え、すでに竿を出しておられた。早!

アタリが期待できる5条通り樋門ポイントに少々狭いがお二人で入って頂き、私は上流の国道12号線・新江別橋下に入ることをメールで打ち合わせをしておいた。

私は仕事のあと所用(同僚との飲み会ともいう)があり、帰宅が23時。それから、麦を炒ったり、コーヒーを湧かしたりしたので釣り場に到着はam3:00を遙かに過ぎてしまった。

当然、両氏はテントの中、クルマの中で熟睡中。起こさないようにそっと入釣する。

久しぶりの真夜中の釣り場イン。いつものポイントのすぐ近くとはいえ、私自身としても初めて投入するポイントだけに勝手が全くわからない。底探りを入れたいところだが、夜中だけに鯉が足下を回遊してくる可能性もあり動くに動けない。静かに静かに、そろそろと、音を極力立てないように、光を水面に向けないように慎重に準備をする。

音を立てずに、ヘッドランプをつけるのも最小限にと、非常に神経を使う。(釣り場でガサガサしなくても済むように、あらかじめ家でコマセダンゴを作っておいた)

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写真撮影も、川面に背を向け、ヘッドライトを一瞬だけつけてサッと行う。釣りを始めたら撮影も止めた方がいいな。

3:59
ようやく一投目投入。

今回は、R12新江別橋の橋桁下付近、大体5m前後にヤマカンで1本。(コチラ2番竿)

その約10m下流にやはり岸から5~7m付近に1本。(コチラ1番竿)

全く勝手がわからず底の状態もわからないままに、カンだけを便りに投入。でも、多分これでカケアガリの手前か、カケアガリど真ん中に入っているはずだ。

気温はなんと3℃!夜が明けると15℃近くまで上がるというので勇んで来てみたが、これは寒い!私は夜釣りでも、テントも使わず、車にも入らず、竿のそばにいる事にしているのだが、これはツライ。
すわっているだけで、ガタガタ震えが来るほど寒いのだ。

しかし、真っ暗(と言って橋の街灯があるので、ほんのりとした明るさはあるのだが・・・)な中に、二つのケミホタルの明かりがそっと風に揺れている風景は、心を和ませてくれる。釣りをしているなぁ・・・という確かな実感がある。

そして、このケミホタルがいきなり揺れて、ドラグが鳴き出す瞬間を待つ・・・

写真を撮ってみたのだが、暗くて何も写っていなかった・・

6:05
震えるほど寒かったのだが、やはり、一睡もしていなかったのでいつの間にかぐっすり眠り込んでいたらしい。寒くて目が覚める。両氏のポイントに行ってみると高橋さんが起き出していた。どうやら、私の場所に来てくれたらしいのだが、眠り込んでいたので、放っておいてくれたとの事。

淹れてきたコーヒーをすすりながら、のんびりと煙草を吸う。つめたい空気はすっきりと澄み渡り、吐く息を白く凍らせる。熱いコーヒーがとても美味しく感じられる、至福の一時だ。

ゆったりとした川面は、しかし予想以上に流れが速いらしく、高橋さんは大量の藻屑・草屑に苦戦してアタリをもらえなかったらしい。まあ、今日は気温が上がってから、これからである。

7:20
投入後3時間を経過したので、両方の竿を打ち返す。日が昇って来たのでポイントをやや前方に変えてみる。
思った通り、岸から10m近くで大きなカケアガリがあるのを感じる。投入したエサをカケアガリのあたりで止める。

■アタリはあるのだけれども・・・・

7:30
投入したばかりの1番竿の穂先が入り、ドラグが鳴く。

アタリだ!

喰って来たヤツは、奥へ走るのではなく手前に向かってきて、岸よりの雑木の枝が入り乱れているあたりをねらって一目散に走る。

ナルホドね、このポイントで喰ってくると、ここへ逃げ込もうとするんだな。となりの1番竿をくぐって下流へ移動する。

取り込み場所を探すのにやや手間取ったが、なんとかタモ入れできる場所を探してタモ入れ。

上がってきたのはしかし、50cmそこそこの小型だった・・・

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角イモをしっかり喰って来てくれた。

しかし、ボウズを免れたことでホッと一安心。この調子なら下流の樋門ポイントのお二方にアタリが来るのも時間の問題だろう。先週末、「スカ」を喰らってしまったお二人なので、今日はリベンジに燃えておられる。気温、水温の上昇とともに、群れもくるだろう。私の予想では、この時期の気温、水温では9時~10時前後に一度、そして12時に一度。14時頃とチャンスが来るのではないかと思う。

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明るくなってきたので、ポイント全景撮影。

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今日のコマセは、いつもの配合に先日エヴァ氏より頂いた、ゆでた鳩のエサ、ゆでた麻の実を加えてある。クワセはいつもの角イモ・・・今回は5時間ゆでてある。

1番竿を打ち返し、樋門ポイントに戻ってみると、平さんも起き出してきておられた。

昨日このお二方は月形皆楽公園で、一昼夜の釣りをされて来たとのことで、まあ、タフな方々である。(笑

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高橋さんのタックルとポイント。私の呼び方では左から2番ポイントと3番ポイントである。2番は型はそれほどでもないがアタリが多く、3番は数は多くないが来れば大型・・・・なのだが、さて。

高橋さんは、ベテランらしく吸い込み、ボイリー、川エビとそれぞれ、アタリパターンをつかむための探り釣り・・・にトライ中。

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平さんのポイントとタックル。

ピュアなユーロスタイルの平さんは、(ヘアリグ・コマセなし)トリガーアイス20mmの一発打ち。アタリがあるまで上げないで放りっぱなしの一発大物待ちスタイル。

ただ、今日は数釣りもしてみたいとの事で、この水域で一番アタリが多いと思われるこのポイントに入って頂いた。

日が昇ってくると同時に、気温もグングン上がってきて寒さを感じなくなる。うん、良い雰囲気になってきている。

しかし、アタリがちょっと遠い。

王子製紙からのパルプ生成に伴う香りがしてくる。あれ?この香りがすると言う事は北風・・・水面は鏡のように大人しいのだが、この風が吹いて、水面がこう大人しいと、アタリが遠いパターンだ。

8:10
私は家人を仕事場に送るために、ちょっと中座。家人の仕事場は実はこの川のすぐそばだったりする。
私は一度家に帰り、家人を運んでから釣り座に戻るという寸法である。

(釣り場に運んでもらい、彼女の仕事が終わったらピックアップしてもらう・・・ということもある)

家人が仕事を始めてから、わたしがこのポイントに引きこもるのはこうした「事情」がある為なのだ。

8:40
釣り座に戻ると、おお!平さんが私の竿を持ってくれている。

不在中に2番にアタリが来て、取り込み、撮影、リリースを済ませてくれたとの事。感謝!

しかし、顔も姿も見ていない鯉の釣果・・・は、長いこと釣りをしているが初めての経験ではある。(爆

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推定55cmの小型である。

打ち返しを済ませて、樋門のベースに戻ると、なんと、コンロの上で小魚があぶられている。

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タモロコと川エビである。鯉の餌にもなるし、こうして人間のエサにもなるというワイルドさである!!!

さっと塩されたタモロコは、ほんのりと川の香りがしてうまかったし、川エビはの香りは最高。

気温はさらに上昇し、あっという間に10℃を越えた。風の方向が北→南→北とクルクルと変わる。これは、あんまりよい兆候ではない・・・

やはり、コチラのポイントのアタリは遠い・・・

10:33
何となく自分の竿が気になって、釣り座に戻ってみると穂先がお辞儀をして、ラインが少しだされている!

竿を立ててみると、さらにイトが出る!!

良かった、サカナはまだついている。

このサカナも左岸の雑木帯に突っ込もうとする、そうはさせじと竿先を逆側に向けた瞬間、スッポ抜け!!!!

ハリ先をチェックしてみると、鋭さは鈍っていない、やはり水が冷たくて食いが浅いのだろうか・・・?

コマセのストックが底をついたので、作り直し打ち換え。リールのラインローラに笹の葉をはさみ、目印にする。こうしておくと、アタリが合ったかどうかが一目でわかる。

その後ベースに戻り、三人で談笑タイムである。

11:10
釣り場にもどると、2番の笹の葉が無い!サカナはついており、するすると寄ってくる・・・・

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推定45cmの小型・・・ハリはずし、リリースまで、水中で行えた・・・・

アタリが頻繁なのはありがたいのだが、こうも小型が続くのは・・・とクワセを変えてみる事にする。今までの角イモから、今度は柔らかい干しイモへ。匂いは若干大人しくなるはずだし、柔らかさもある。少しでも大型を狙うための工夫。

11:40

干しイモへ変えた2番打ち返し。

気温は13℃に届き、表面水温はなんと10℃。10℃あれば、結構鯉の活性も高まるだろう・・・などと思っていると、投入後30分で、2番に再びアタリ。

今度は力強くスプールからイトを引き出してくれる。明らかに引き方が違う!

クラッチを切り巻きに入ると、予想に反し、するすると寄ってくる。あれ?小さいの?

「どうだ!いい型かい?」と高橋さんから声がかかるので、

「いえ!、軽いです・・・・・」

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(写真提供 高橋さん・・・こんな写真撮ってもらってるの知らなかった・・・)

と、答え、タモを用意しようとする、お、お、お・・・カケアガリを越えて浅場に持ってこようとした瞬間、相手は物凄い力で底へ刺さり込む・・・

おおおっと!切ってあるクラッチからイトが出だす。ドラグを締めようとすると、あれ?締まらない?あれ?よく見るとリアの部分に亀裂が入り、ドラグ調整ノブが割れている・・・ああ、肝心なときにリールが壊れてしまった・・・

結構な重量感のある相手なので、強く巻こうとするとドラグからズルズルとイトが出てしまい、寄せられない。

困った・・・

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(ドラグがスベるので、右手に竿を持ち替えて・・・・・)

巻けば巻くほど、逆にドラグからイトが出てしまう感じ。

困った・・・

超大型・・・と言うわけではないが、6~70位はありそうな型だ。これはバラしたくない。

しかし、寄せようとすると、ドラグからイトが出てしまう・・・寄せられない。

困った・・・

2~3歩水の中を前進する。すると、その分ミチイトが緩む。ゆっくり巻き取りながら2歩後退。うん、これなら巻ける。

水の中を行ったり来たりしながら、スプールのストックを増やす。

思いっきりモタモタしながら、なんとかタモに収まったのは、まずまずの型・・・ん~、重い。

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(こうして、ナナメに撮ってもらうと、大きく見えるのですな!)

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(鯉 67cm)

平さんが大型メジャーを持ってきてくれて正式検寸・・・70には届いてはいなかった67cm。

それでも、今日の条件でこのサイズであれば上出来だろう。

丸々と太った、綺麗な魚体の鯉を丁寧にリリース。

■本命のポイントではアタリが遠くて・・

2番を打ち換えた直後に、また、アタリ!今度もドラグを軽快に鳴らしてくれる・・・も、手応えが無い!

寄って来たのは30cmを越える中型のウグイ・・・

まずい、ここで追い打ちをするとウグイ祭りを招いてしまう・・・先週の豊平川の様に・・・

先週の教訓を生かして、ポイントをほんの少し休ませることにする。ウグイとは「コマセの切れ目が縁の切れ目」になってくれるはずなので、4~50分程度、打ち返しを我慢すればいなくなってくれるはずだろう・・・と、打ち替えはせず、ベースに戻った。

私は5回の鯉のアタリをもらえたのだが、ベースのお二方は全くアタリ無し。

おかしい。

このポイントの方が良くアタるはずなんだけどなぁ・・・・

普段の一人釣行ならともかく、今日は私はホスト役である。私にアタリがなくても、コチラにアタリが多く来てもらわないとこまるのだ。

ベテランの高橋さんはあくまで冷静。

「やっぱり、よしかわさんのエサだね。普段撒かれ慣れ、喰い慣れしているエサにはかなわないかもね」

ナルホド、確かに言われて見れば私は5月から半年、このポイントに貼り付いて同じエサを撒いてきた。ほぼ2週に一度以上、毎回1キロ近くの同じコマセを撒き続けているわけだ。

ある意味、結果として私のエサで餌付けしてきた、とも言えてしまうのかもしれない。

結局、14:00の納竿時間まで、ベースの5本の竿にはほとんどアタリらしきものも無いままにタイムアップとなってしまった。

千歳川をお二人に楽しんで頂くつもりが、私一人が良い思いをする何とも微妙な結末である・・・

■先週とはまともに逆の結果となってしまった。

私的には先週とは逆・・・つまり、豊平川では、ビジターで行った私はボウズ、ホストのエヴァ氏は型を見た。今回の千歳川は、ビジターのお二人はノーフィッシュで、ホストの私が型を見られた。

エサ慣れとポイントの熟知・・・

いやはや、鯉釣りのデリケートさを改めて考えさせられる釣行だった。

しかし、久しぶりの夜間釣行も含め、非常に

楽しい時間を過ごさせて貰えた。

今回もお二人には大変お世話になってしまった、高橋さん、平さん本当にありがとうございました。m(_ _)m

インターネットが無ければ、こうして楽しい時間を過ごせる出会いも無かったはず、ネットにも感謝である。

追記)高橋さんから写真が送られてきた!びっくり!感謝です。